2010年11月5日金曜日

目の前の一勝より来春の一勝

3日の練習試合もFF対決となった。対二子フェニックス戦である。
1試合目は新チームで、2試合目は6年生も入れた構成で開催。最近はめっきり日が短くなり寒くもなってきたから、おちおち遅くまでテレンコテレンコやってられない。もっとも夏だからといって、ダラダラやっていいということにはならないが。

久々にYanagisakiコーチが顔を見せたので主審を頼み、プレーのコール。
スコアは初回だけ師匠Kanedaコーチに頼み、小生は卒業生の写真を撮るために、「戦場のカメラマン」渡辺陽一ならぬ「球場のカメラマン」となる。試合は先発投手が四球の連続で一死もとれぬままRyuunosukeへマウンドを譲る。これは前回も、いやこのところずっと似たような展開だ。私は野球経験者ではないから専門的・理論的な指導は出来ないけれど、他のスポーツ経験者ではある。また、野球技術からは一歩引いた眼で子どもたちを見るのが自分の仕事だとも思っている。ストライクがなかなか入らないと分ってる投手をずっと先発で使い、四球連発したら交代させるというのはいかがなものだろう。彼も一生懸命やろうとしているはずだ。でもストライクがとれない。一番悩んでいるのは本人なはず。なのにこういうパターンが続くとかえってその子が可哀相だと思う。性格が明るい前向きな子だから、今はなんとか頑張っているけれどね。試合慣れしていくうちに制球力も自然に備わるという考え方もあるが、もう少しコントロール・制球力を身につけるまでじっくり育てるべきじゃないのかな。彼には来季のエースになる素養があると思うからこそ、今を大事にすべきだと思う。
目の前の一勝より来春の一勝だ。
前者の一勝がピンポン球ならば、後者のそれは砲丸投げの球ほどの重みを持つ。
さて、試合結果は6:5で負け。BP賞は4回裏1アウトから二遊間をきれいに抜けるヒットで2打点を挙げたTaguchi。彼の「試合に出たい!」という強い思いが実ったような安打だった。

次は6年を含めた今年のメンバーでのゲーム。
結果は6:3でまた負け。4試合連続の6失点。勝ち負けより大事なものがあるべき、今の時期だと思うけれど、しかしそれにしてもずっと勝ってないぞ。
BP賞はOhtakeが連続受賞。このところナニカ吹っ切れたのか打球に伸びがある。同じヒットでも途中で失速するのと違い、しっかり芯をとらえた打球が最後まで勢いを失うことなくグランドを弾んでいく。チーム初得点を叩き出したセンター前へのクリーンヒットもさることながら、出塁後の2盗から7番打者のスクイズで3塁を蹴り一気に本塁も落した、結果ツーランスクイズ成功の果敢なランニングも良かったからね。
もう一人はそのスクイズを決めたShouya。非力なバッターでも出来ることはたくさんあるぞ。

その日は前述コーチ仲間と地元の居酒屋その1で冷や酒をシコタマのんで帰宅。
シコタマといっても4個の玉を呑んだわけでは決してない。これが効いたのかどうか、玄関を開けて仕事部屋に直行して....気がついたら帽子をかぶりバッグを肩にしたまま床に寝ていた。目が覚めた時、「ここはどこ?私は誰?」状態だったのは言うまでもない。こんな酔い方も久しぶりだった(^^)

写真は秋の本格的到来を感じさせる、日差しの柔らかさ、長く淡い影、秋色に変わりつつある樹々の葉...。
もう一枚はベンチ横でエラそうにふんぞり返る主将Hiroto。本人の名誉のために言っておくが、これはあくまでわざとオトナコーチの真似をして遊んでいたもの。それにしても妙な貫禄があるなあ(^^)
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