2011年8月25日木曜日

空飛ぶ子どもたち

ウチのMacでは、ネットを立ち上げると瞬時に現れるポータルサイトはYahoo!JAPANである。先日朝開いてみたら、面白い映像があった。
あっという間に形を変化する雲をとらえた外国(たぶんイギリス)の動画。これが低空で人間の顔そっくりに変化する。天から巨大な神か悪魔が出現したよう。最後は口を大きくアングリ開いて、地上の人間どもを吸い込んでしまいそうに形が激変、面白かった。
雲の様子を眺めたり写真を撮ったりするのは昔から好きだった。でも雲って誰でも面白い写真が撮れちゃうから、、たまたまその時にそういうシチュエーションにいて、どう感じたかなんである。それを面白いカタチだと認識出来るかどうかだと思う。100人が同時に空を見上げて「今日もクソ暑いなあ〜」と思いながら駅への道を急ぐのが98人くらいだけど、あとの2人くらいは「あっ、あの雲のカタチ面白いっ!」と気づく。そのいわゆる「感性」を持っているかいないかなんである。
先日圧倒的な朝の色彩の「美」を撮ったのがコレ....「眠れぬ夜は」

今日仕事で頭がフル回転している時に、フト窓の外を眺めたらちょっぴり雲の形が良かった。高校野球は終わったけれどまだまだ夏は健在。積乱雲だろうか。肉眼でそれと分るくらいのスピードでゆっくり形を変えてゆく姿を見るのは、小生にとってはちょっとしたコーヒーブレイク。NikonP100でファインダーを覗き数枚撮ってみた。
んん?むむむ?ファインダーの向こうに突然未確認飛行物体が飛び込んできた。
なんとも可愛い、健気(けなげ)な生命の営みであった。肉眼で見るとほんの数秒間の出来事だったけれど、あとで写真をパソコンで拡大し静止画として見てみると、鳥たちそれぞれが一生懸命羽ばたいているのがわかる。秋になると渡り鳥の整然としたV字飛行を見ることがまれにあるけど、この写真のやつらはみんな好き勝手にかつ必至に空を飛んでいる。こいつらウチのチームの子どもたちに似ている...なんて思ったりして。てんでバラバラのくせに目的地はみな同じ。さしずめ整然とした秋の渡り鳥の飛行形態は甲子園の高校球児の入場行進を彷彿(ほうふつ)。
なんだかちょっぴり得したような気分の午後5時であった。

2 件のコメント:

  1. 最近、「ポチクリ」の数が急激に増えてきましたね。
    このサイトの一ファンとしてとてもうれしく思っています。
    これからも、日常の中で感じられたことを、テッシーさんの文体で綴ってください。
    毎回ワクワク・ドキドキしながら、このサイトが更新されているかどうかを見にいき、更新されていたら、一文一句をとても大事に読ませてもらっています。

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  2. 匿名さんコメントありがとうございます(^^)
    こんなコメントを頂けると本当に、ホンットに嬉しくなっちゃうんです。匿名さんのような一言一句が世のブロガーにとっては最高の殺し文句なんですよ。
    このところの「ポチクリ」の急増ぶりに一番驚いているのは私でありまする。世の中ナニカあったんでしょうか?

    匿名さん、これからもよろしくです!(^^)

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