2011年8月5日金曜日

「One for All〜All for One」

このタイトル、「ナンデスカ?」と思うであろうことは、想定内の範囲内なんである。チリワインが黒に近いドス赤い色をしているのと同じくらい誰だって知っている。キャッチャーは守備位置を確認するのに、外野センターを見る時は眼の焦点距離をロングに、セカンドを見る時は中間距離、その後本塁に眼を落し一瞬接写状態になり...顔を上げおもむろにピッチャーにサインを出す。
遠距離・中距離・近距離。

昨日のこちらの地域(川崎)では、時折、突然のゲリラ豪雨。「1時間に1ミリ以上の雨の降る確率は...」なんてもんじゃなあない。あっと言う間に10秒間で1センチくらいは1平方メートルの弁当箱に溜まったはずだ。そんな自然現象が大好きな小生はMacのキーボードを叩くのをしばし中断、NikonP100で撮影してみた。
まずは遠距離。センターの位置へズーム。

次にセカンドの街路樹の位置を確認。
(左バッターなんだからもう少し右へ守備位置変えろよ、と言っても聞いてないし)

1メートル手前くらいの本塁付近に眼の焦点距離を合わせたら、意外な雨の姿を捉えた。真っすぐ落下する雨粒の間隙を縫って、ちいさな飛散した雨粒が上に下に浮遊し宙を舞っていた。普段肉眼では気づかないものである。

「木を見て森を見ず」というコトバがあるけれど、その逆バージョンである。
大層な目標をかかげて現実に目を向けず、遠くの夢ばかりを見ているだけでは誰もついてこないだろう。遠くの理想の実現のために、足元の現実を見据え、一歩ずつ努力することが肝要なのではないだろうか。少年野球のチーム作りにも通底することかもしれない。
「森のために木を育てる」
「One for All〜All for One」...少しニュアンスが違うけれども。
突然、震災の被災地のことが頭に去来した。
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