2012年1月19日木曜日

20th記念誌Vol.7記念大会・イベント大会編

記念誌のお話。前回は...そうそう、戦国絵巻の巻なんであった。今回の8ページからは20周年記念大会の巻。「巻」とは英語に訳せば「Volume」つまりVol.7なんである。ワカリマスネ。
これは例年「秋季大会」として開催されている連盟主催のものを、20th記念大会と兼ねたものだ。予選ブロックリーグ戦を組み更に順位決定リーグ戦まで用意し、宮前少年野球を盛り上げた。これらは成績と写真を中心に構成されたもの。

おっと、いけない、いけない。いけないルージュマジック。
ここらでキチンと制作者サイドの話を書いておかねばならぬ。
このブログに登場する常連であるNishimuraさんは「編集長」というニックネームであるが、実際にも辣腕編集長兼プロデューサーであった。その昔は土橋ウルフ(現・富士見台ウルフ少年野球クラブ)に息子さんがいて、お父さんとして参加、御多分にもれずチームにのめり込み、スコアラーや事務局を歴任した強者なんである。ご子息が卒業後も連盟に残り、現在も副事務局でその手腕を遺憾なく発揮していただいている。そのN編集長は広告代理店勤務。冊子制作経験は少ないらしいが、それでもさすがグラフィックや印刷のイロハはプロである。
そのNさんが個人的に親しくしている、宮前在住のグラフィックデザイン事務所に白羽の矢が立ったというわけだ。筆者がデザインを担当したページ以外は全て、このプラス・エーさんの手によるもの。Aokiさんである。グラフィックデザイナーとコピーライターのご夫婦だ。かなり格安で請け負っていただいたらしい。Nさんはじめ我々スタッフはもちろん無償であるけれど。Kasahara社長、今度驕ってね(^^)
そのN編集長がExcelなどで大まかなラフを作り、文章を書き込み、Aokiさんへ指示、依頼し、フィードバック、校正チェック、修正、etcなどを経て1ページ1ページが作られていったんである。
こんな陰の気が遠くなるような努力があって、記憶と記録に残る冊子が出来たのである。

さて、その力作のページに話は戻る。
大会終了後にN編集長から各スタッフに電撃メールが回ってきた。
「各チームで今大会で撮った写真を送ってほしい」
膨大な枚数が集まったに違いない。冬のドラフト会議よりも選択に悩んだに違いない。3万人のEXILEオーディションからJSブラザース2人のボーカルを選ぶくらい悩んだに違いないのだ。
これらをモザイク、コラージュ調に配置して出来た力作のページ。

更に晩秋にずれ込んだけれど、記念大会懇親会とイベント大会のページも圧巻であった。功労者表彰式・懇親会では酒も飲まずにNさんとNemoto師匠はカメラを手に縦横無尽に写真を撮りまくっていた。N編集長は完全に記念誌制作モードで懇親会の酒宴を渡り切っていたんである。その時筆者は赤い顔をして有馬子ども会やQueensの方たちとノンキにグラスを交わしていた。
記念大会懇親会については過去のこのブログで書いてるので、ここではちょっぴり割愛。詳しくはコレ。
200名の少年野球オヤジ軍団


これらの圧倒的な写真は、あらかじめ記念誌担当チームにどの競技を撮るかを割り振り、計画的に枚数を撮っていったんである。筆者もカメラマンとして参加。途中同じアングルばかりでは面白くないと感じ、超ローアングルで撮ったり、脚立に上り俯瞰で撮ったり。いっそ、ヘリコプターをチャーターし上空から鳥瞰で撮ろうと思ったけれど、筆者の財布ではそれも叶うはずもなし。
今改めてチョイスされた一枚一枚の写真を見ると、N編集長の審美眼が伝わってくるんである。
「躍動感」「真剣さ」「笑顔」「可愛いらしい」「楽しい」「面白い」...そんな基準で選んだのであろうことがひしと伝わるページである。レイアウトの妙も素晴らしい。これを最高にアレンジ、デザインしたAokiさんにも敬服。
圧倒的なボリューム感に負けないくらいに内容も濃い記念大会・イベントのページである。宮前関係者以外の全国の読者の方には、多少高慢な視点に立って書いているように思えるかもしれないけれど、実際とても良く出来た記念誌と自負してるので、敢えてジマンげに書いちゃうのであった。
ちなみに17ページの特別演目Queensのロックソーランなどイベント大会はこちらの過去ブログ。


※子どもの写真と名前が合致しているものについては、名前を曖昧にしました。
入賞者などの名前だけのものはそのまま掲載。大人の場合はこの基準にあらず。ご了承下さい。
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