2013年2月12日火曜日

もう中学生Part1

お笑い芸人の「もう中学生」ではない。愛すべきアンポンタンどもの、フレンズOBらがやってきた。うちのOBたちは時折グランドにやってきては練習に参加したり、バスケやったりサッカーやったり、ワイガヤのうちに去って行く。我々コーチたちは選手らに野球を教えてくれることを望むのであるが、どちらかと言えば有り余る若いエネルギーを発散しに来ているようだ。それもまた良しとしようじゃないか。
特にコイツらの3世代の中坊たちは仲がいい。よくグランドへ顔を出してくれるわけで。
ましてやこの時期、受験真っ盛りでなんとも宙ぶらりんの日々に違いないから。

2月10日土曜も紅白試合。試合前嬉しい申し出があった。
「Tさん、紅白だしちょっとスコアラーの練習しようと思うんですけど」と、Ohmori父。
「いいね、いいね!じゃあ、これでやってみて。これOhmoriさんにあげるから、持って帰っていいから」と、何かの参加賞でもらった新品の青い表紙のスコアブックを手渡す。彼は欣喜雀躍、子どものように喜んでいた。それを見て筆者も思わず目を細める。
兄弟がいるので、これから長いことフレンズに関わるであろうSone母もスコアブック記帳講習会にメモ帳片手に参戦。彼女は野球ルールそのものからして知らないから、ポジションの番号から図解で教えてみる。
「ピッチャーは守備番号は1番。キャッチャーは2番、ファーストが3番で.....」
「.....その他にも打順にも番号があるし、ベースそのものはABCで表記するのよ。例えばファーストが一塁ゴロを捕って自分で塁を踏んでアウトにしたら、3の下に黒丸書いて下半円、3の横にAを書いて、中央のココにローマ数字の「Ⅰ」を書いちゃって....」
「俺の経験から言うと、数字でなんでも覚えようとしたらダメ。頭の中で俯瞰で考えて、ビジュアルに絵的に覚えたらいいよ」
「いやあ、アタシもうわかんないですう!」なんて言いながらも、シコシコ、メモしていた。
Ohmori父は読書家だしSone母も細かいことが大好きなので、二人ともアカデミックなのだろう。
筆者、内心ほくそ笑む。「いいぞいいぞ、どんどんスコアブックにハマっちゃえ」
ある人種には苦痛かもしれないが、覚えてしまえばある人種には快感なんである、スコアラーなる職業は。

中学坊主たちが守備位置につき現役小学生が打撃練習。
さすがは中学生である。無走者ランナーはいないのに内野ゴロはみなWプレーゲッツー体勢で、まず2塁へ送球すかさず1塁へ転送、バッターランナーを一塁でアウトにする。中学生ならば当たり前田のクラッカーなんである。見ていて気持ちいい。

チューボーですよ!
愛すべきアンポンタン(死語ではある)どもはこいつら。

フレンズの人数が少なくあまり勝てない冬の時代の主将だったKenta。川崎北シニアから兄と同じBuso高校に進学が決まったばかり。根っからの野球小僧だ。午前中はクラス分けの試験に行ってきたそうだ。彼はキャプテンシーを発揮してくれた数少ない主将であったと思う。特に小さい子の面倒見が良かった。低学年の子が重い道具を持っていたら、すぐ取り上げて自分で運んであげるような子だった。筆者は彼が入部2,3年生のころキャッチボールをしていて、妙に変な動作をしていたから疑問に思って近寄った時、体調が悪かったせいか、筆者のジャージにいきなり盛大に嘔吐したことがある。入部間もない彼の体調不良を見抜けなかった指導者としての自分を情けなく思った記憶がある。真夏だったのでパンイチになりプールの水道でジャージを洗った記憶は今でも鮮明だ。
それがこんなに立派な男子になっちゃったんである。(写真左上)
以下、長くなるのでサックリと。有馬中学校野球部の面々が主である。
天真爛漫のいつも笑顔のOto。
口から生まれて常に喋ってないと死んじゃうという伝説を持つMuroi。
4月からは有中野球部の主将になるHiroto。
Kentaと同級の中学3年、hirotoの兄Kohta。
懐かしい!久々にグランドへ来た、いかにも中学生っぽくなったOhtake。

他にも久々遊びに来たOBがいた。
OBと言ってもオールドボーイではない。筆者と同じ父コーチだったHatakeyamaオヤジだ。OBはOBでも強いて言うなら「オッサン坊や」だ。今でも彼とは飲み仲間である。
しかし、彼のバッティングピッチャーは天下一品なのだ。緩急自在、子どもが打ち易いド・ストライクをばんばん投げれるんである。今でも岩手弁が抜けない、飲むと最高にアホになる愛すべき大バカ野郎なんである(^^)
さて今日、2月11日月曜。(....長いなあ、このブログ。これからまだ続くんかよっ!)
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待てよ...。
今日、月曜11日の話は日曜の延長のようなものだし、出し惜しみをしてしまおうと決めた。
このブログ、最近特に、とにかく長いんである。自分でも嫌んなっちゃうくらい。
何でも長ければいいというものではない、というのは男女間のソレと同じく、太古の昔から言われているオトナの常識なんであった。
であるからして、「寸止め」にして第二弾(発)目は次回のお楽しみなんである。
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