2014年4月30日水曜日

ホームラン欣喜雀躍

黄金週間に本格参入の4月29日なんである。降るか降らぬかの雨模様、午前中は西有馬ドームでの練習なんである。筆者が「おし沼レパード」さんのHPをチェックしてドームへ行って程なくして、有馬中学校野球部のフレンズOBのアンポンタンどもが大挙してやってきた。どうやら春季で敗退しちゃって、今日は部活がないらしい。どこのチームでもそうだと思うけれど、少年野球のOBが遊びにやって来ることはとても嬉しいことである。特に少年と青年のあいだの半端な思春期の中学男子は、おバカでアホな時期であるからして、こちらもイジリ易いんである。
つい今年中学になったMamoruから、Shohya、Oto、Kohta、Katsu、Taguchiの面々。
少年野球コーチなら知ってると思うけれど、中学生になってパワーアップしたことに驚きながらも、投球フォームや走塁の姿のクセなどは、小学生の頃とほとんど変わっていないことに苦笑しちゃうのだった。

あとからまた二人顔を出してきた。ヤツらの先輩である、有馬子ども会OBTomiokaくん、鷺沼ヤングOBHinataくんであった。ちゃんと我々コーチ陣にきちんと挨拶。
OBたちが守りにつき子どもらの打撃練習。口から先に生まれたTaguchiがピッチャー。その前にYanagisawa代表が打席に立ってバッティング。70歳を超えた代表はまだまだ若造には負けていなかった。
打撃練習途中、おバカなOBたちは無い知恵を絞ってマウンドで作戦会議を開いた。ナニを話し込んだのかは知らぬが、愛すべきアンポンタンどものこと、推して知るべしなんである。

代表とKanedaコーチの後ろに野郎どもを並ばせてパチリ。特におバカなTaguchiはTシャツを脱いでポーズをとる。母マネのOhmori母が彼に訊いたんだそうだ。「もうチ○チ○には○が生えたんか〜?」そしたらヤツは「もう、めっちゃジャングルっスよ」

さて話は変わって今日は向丘小スタジアムでの練習試合、対「おし沼レパード」戦なんである。因にレパードはLeopardであり、筆者のMacOSのバージョンはSnowLeopard10.6なんである。全く関係ない話である。今日、米国政府がマイクロソフトのIEに脆弱性を発見し使わないように呼びかけたという、前代未聞の恐ろしいニュースが飛び込んできた。明日から世界中が大変なことになるんではないか?これももっと、関係ない話ではある。

巨人を意識したような宮前アリコのようなユニフォームの多摩区のおし沼レパード。
Lの先発はAkutsu君、FはRui。

いきなり先頭打者のShohgoが2塁打+相手失策で一気に3塁へ、3番Ruiが左前安打でまずは1点。

対するLはクリーンナップの鋭いスィングに戦々恐々とするも、なかなか本来の打撃が出来ずにいるような雰囲気で無得点が続く。筆者の目には「俺たちはこんなはずではない」といった焦りみたいなものが感じられた。ましてやベンチの忸怩たる思いはいかばかりか。

筆者の先見の明を自慢するつもりはないけれど、FのHiroは今年何本かのホームランを打つだろうと、一ヶ月ほど前に誰かに言ったことがあった。今日もこのライト方向の浅いグランドを見て「これならHiroあたりならホームラン十分行けるな」と、サブスコアラーのSone母に言ったんであった。
予言は見事的中。2塁にRuiを置いての4球目を振り抜くと、滞空時間が長く高く上がり過ぎたけれども、打った瞬間にそれと分る打球が右中間後方の大きな樹木の中間あたりに吸い込まれていったんである。
練習のグランドでは何本かHRを打っているが、試合で打ったのは初めてだった。欣喜雀躍というにはどすんと大きいが、Ohmori母は小躍りして大喜び。こんな瞬間はどこの父母でも同じ気持ちに違いない。

結果は4:0の快勝。
試合後煙草片手にレパードの練習風景を見ていたら、大人コーチの速球に対して素晴らしいセンターライナーのヒットを連発していた。Lのコーチが「それを試合で打てよっ!」全く同感である。うちも似たようなもんである。
バックネットで近くにいらしたコーチと少し話をして、別れ際「じゃ、失礼します」と言ったら、その年配のコーチが訊いてきた「あの〜、フレンズさんで「晴耕雨読」のブログを書いてる人って、誰なんですか?」
「あっ.....いや、ワタシです」
宮前では同じような場面でたまに言われるけれど、多摩区のチームにも言われたことにプチ驚きと、嬉しさを感じた。
ありがとうございます、なんである(^-^)/
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2014年4月29日火曜日

鯉の季節

防犯大会から一夜明けて日曜のフレンズ練習、うららかな春の陽光を浴びてバイクを疾駆、有小ドームへ到着してみれば新人君の父Nakamuraさん、ピッチャープレートを修理する職人の姿に思わず取り出すiPhone......一定のリズムで最後を名詞で締める文法で書いてしまう少年野球「晴耕雨読」なんであった。

BuntaとKenzohが新しく入部して来た。一人入部だけでも天にも昇るほどの幸せなのに、こともあろうに二人兄弟同時入部なんである。盆と正月が一緒にやってきたようなもの。更にFuugaとKantaも入部。これはもう盆と正月とバレンタインデーとクリスマスが一挙に押し寄せてきたようなもんである。
BuntaとKenzohのオヤジNakamura父は東有馬でオーダーメイド家具「plots」(プラッツ)を経営する職人社長なんである。入部早々チームにすぐ溶け込み早速このプレートの修理を頼まれてしまったんである。筆者すかさず名刺交換し談笑。新入部員の親が入ってきた時は向こうはこちらに話しかけづらいはずだから、こちらから声を掛けてあげるのがOBコーチの役目と心得る。こう見えても筆者人見知りなほうなのだけれど。特に女性には弱い。しかし一旦入り込んでしまうと、がっぷり四つに組んでしまうんである(^-^)
ことに5月などはピンキラよろしく「恋の季節」でもある。オトコホルモンが過剰に生成される季節なのだ。きっとオンナたちもオンナフェロモンを放出してるに違いない。
(この件(くだり)、良い子の小学生は読み飛ばすように。コーチ命令である)

今、ふと思い立ちplotsのHPを初めて開いてみた。
超驚きであった。超一流のこだわりの仕事師なんであった。HPも最高のクォリティーである。よもや建築家隈研吾とコラボしていようとは。内容は筆者の設計業界と全く同じテリトリーではないか。今度、グランドで大いに同じ業界話に花を咲かせたいと楽しみにしちゃうんであった。下記を是非クリックされたし。何も知らずに気軽にピッチャープレート修理なんぞを頼んではいけないくらいの上級職人なんである。しかしそんなことはおくびにも出さず黙々と仕事を遂行する、その心意気が気持ちいいではないか。
「plots」(東有馬プラッツ)

Nakamuraさんと別れてグランドへ一礼し足を踏み入れる。
ほどなく子どもたちから「コンニチハ〜」と声がかかる。そんな時大人にはいろんなタイプがある。声を掛けられても当然だと言わんばかりにむすっとしてグランドに入る人。筆者はたとえ相手が子どもといえども、声を掛けられたらそれに応えるのが人としての礼儀だと思うんである。「うぃ〜ス」「コンチハ〜」と子どもらに手を挙げてグランド入り。
グランドの隅ではNishinakaコーチが低学年の子らを相手に、試合中の守備の動きなどをクイズ形式で楽しく教えていたんであった。近年子どもらがちゃんと挨拶出来るようになったのは、このNishinakaオヤジの功績大なんである。地道に子らにこんこんと指導してきた賜物だ。その半面「夜の暴れん坊将軍」(=註:筆者命名)の異名を取るそのギャップがまた良い。フレンズオヤジどもならニンマリしてるに違いない(^-^)

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さて今度は今日の話なんである。
筆者の仕事場兼マンションからは有馬神明社が遠望できる。仕事しながら目と頭が疲れてくると、窓の外の緑をしばらく見るのが日課でもある。
あやや?なんじゃこりゃなんであった。例年こんな巨大な鯉のぼりを泳がせていたんかいな?今年初めてかな。神明社ではダイナミックにこんな鯉のぼりがあったんである。
風を孕(はら)んで樹々の間を、ばおんばおん泳ぐ鯉の一家なんである。


ところで今年の広島カープは違うかもしれない。例年鯉のぼりの季節までは開幕ダッシュで良い成績を残すが、5月過ぎると急激にしぼんでしまうカープという形容は毎年聞かれることは周知の通り。
しかし「マジで今年の広島カープは違うかもしれない。」そんな勢いを感じつつ、ふと神明社の鯉のぼりに目を転じると、思わず我が目を疑った。
鯉のぼりならぬ「昇り鯉」が悠然と大空を泳いでいたんであった。
5/5までには現地へ赴き、至近距離で撮影しちゃおうとココロに決めたわけで。
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2014年4月28日月曜日

ルーズベルトゲーム

ざっくり、さくさく、俊敏かつ簡潔に防犯大会初戦VS宮崎台シャークス戦なんである。
第一公園での第一試合ゆえ始球式は県議のMochidaさん。往年の江川ばりの胸を張ったピッチング。

シャークスのマウンドは主将Saitoh君、対するフレンズ先発はRui。試合前からこのゲームは3人の継投で行くと決めていたようだった。(後日談)また先発メンバーにセカンドKyousukeを大抜擢したのも、理由あってのことで、これもあとから聞いた後日談ではある。

F軍は1回2点2回1点3回2点と、小刻みに得点の5:0。5回には一挙7得点で大会規定により12:0の5回コールド勝ち。久々の快勝である。
特筆は3人の投手がそれぞれの仕事をしてピシャリ無安打0失点にしたこと。
主将のYuusukeが体調不良でベンチウォーマーに甘んじたものの、4番のHiroが4打数4安打、2本の二塁打2打点の獅子奮迅。安打のうち一個は相手失策かと微妙だったが、筆者が親であったなら息子にヒットを付けはしなかっただろうけれど、勢いで安打にカウントした結果だ。5番のYuiも綺麗に弧を描くクリーンヒットを連発。打撃の質はHiroを上回るものだった。3の2で3打点なんであった。Kyouも3の2安打。ベストプレイヤーはこの3人。


筆者スコアラーしながらの広報班でいつものカメラ片手のスタイル。
丘の上スタンドを仰ぎ見れば、おお〜いるいる、ヤングKurosu監督、松風コーチ兼5年連合艦隊総司令官監督Abeちゃん、ヤングIshikura、Yamamoto両コーチ。なんだか楽しそうに話していた。今にもビール片手にフランクフルトをかじりそうな雰囲気である。
たとえ勝っても慢心してはいけない試合である。けれど勝つことの喜びを味わうことは、何にも増して選手、父母、指導者の気持ちをひとつにさせる、かけがえのないものだ。

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ここで終わらないのが少年野球「晴耕雨読」なんであることは、前回ブログでも使い古した言い回しではあるけれど、またやっちゃうんである。
楽しみにしていたTBSドラマ「ルーズベルトゲーム」を観た。
ああ、面白かった(^-^)
会社の存亡と野球部廃部の危機を両軸にして、そのどちらも面白く、絶妙にリンクしながらストーリーが進むわけで。同時進行で原作小説を読んではいるけれど、TVのほうが早そうだ。筆者読むのは遅いほうなんである。銀行がらみの中小企業の葛藤も、半沢越えに肉薄する造り。キャスティングも半沢とカブリが多いがそれもまた一興か。
かつての栄光の常勝社会人野球部が今は凋落の憂き目に遭う存在。それが大逆転を目指して話が展開していく様は、まるでうちの名門有馬フレンズの「古豪復活」を夢想する自分に重なって、なんとも痛快なドラマであった。「半沢直樹」を越えるかどーかはどうでもいいけれど、来週からも楽しみに観ていきたいと思っちゃうのであった。
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2014年4月27日日曜日

防犯大会ウォーリーを探せ

それにしてもすでに2014年防犯大会なんであった。
春らしい絶好の野球開会式日和。先日スコアブックのExcel集計ソフトを北海道の少年野球スコアラー母に送った。網走のチームだった。メール文面では当地はまだまだ雪かきをしてグランドの土を露にするのに父母が大奮闘で、翌日の筋肉痛が辛いと。網走では公式戦は5月になってからなのだそうだ。改めてニッポンは縦長で四季の豊かな国なんだなと実感すると同時に、関東の川崎ではこんなうららかな春の日差しで野球が出来ることに感謝。

開会式なんである。
宮前でもとても歴史のある、しかも上部大会に繋がる重要な大会だ。年季の入った優勝旗に2枚の我がフレンズの短冊を発見。このうちのひとつは筆者の息子時代だった。あの頃はオヤジコーチとして燃えに燃えた記憶が蘇る。今の自分がこうしてOBコーチとして少年野球に関わっているのも、あの時のあの瞬間があったればこそ、なんである。
バッターのトロフィーが3個並んだところをボカシをかけて撮影。なんか生きてるみたい。

春季のように全チームの入場行進はゴメンナサイなんである。適当に抜粋しつつ編集。
花の台フラワーズが本塁をターンした時、筆者の周りの父母たちから自然発生的に拍手が湧き起こった。ファインダーを覗きながらなんだか心の底がほっこりした。

入場行進はぐるり内野を一周するわけで。それを丘の上から見てるうちに、4年前にブログに載せた画像を想い起こした。これってアレみたい。オランダの画家、トリックアートのMCエッシャーの騙し絵みたい。

宮前に縁(ゆかり)のある市会議員、県会議員、衆院議員のお歴々。片や、ネット裏では連盟事務方が真剣ピリピリムードで緊張の趣。かつて各チームの父コーチだった彼らは、今でも母体チームを離れつつも、こうして連盟の裏方に粉骨砕身なんである。若い父母たちは知らないかもしれないが、こんなOB裏方諸氏も宮前少年野球を支えているんである。審判団もしかり。感謝。


恒例となった1塁側丘の上スタンドのギャラリー活写。
イタズラココロがむくむく、夏の入道雲のように。昔流行った「ウォーリーを探せ」的にどこかにウォーリーを忍ばせてみた。ぐふふ、ワカルかな?
※クリックで写真拡大。

更に指導陣の列を撮ったついでに、同じくウォーリーを配置。こちらは比較的に簡単に発見出来るはず。

まだ防犯?もう防犯?......歳を経るごとに後者寄りの感慨にふけってしまう筆者なんである。
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さてここで終わらないのが少年野球「晴耕雨読」なんであるのはもうご周知のとおり。
今日はビールののどごし爽やか絶好のオヤジ呑み会開催日和なんであったが、奇しくも今晩は「フレンズ母呑み会」の日なんであった。然るにいつもは呑みに出かけるオヤジどもは、家でおとなしく子どもたちと留守番の使命を帯びていたんである。互いの家庭で子どもを預かったり預けたり...。
GW中に新人入団のオヤジの歓迎会を兼ねて呑み会をやっちゃおうと誓って、各自オヤジは夕まぐれの闇に呑まれていくのであった。
このブログ写真編集をちょうど終えた頃、母マネでお祭り騒ぎ大好き母のOhmori母から、母呑み会の有馬美女軍団写メを受信。筆者すかさず返信。
「ブログ強制掲載執行決定!」有無を言わせず載せちゃうのだ。上が「ヘン顔」で下が普通の写真らしいが、ブログに載ることを察知して、自身の保身と自己防衛本能を発揮して、「可愛いヘン顔」で対応した母もいたらしい(^-^)


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さてここで終わらないのが少年野球「晴耕雨読」なんであるのはもうご周知のとおり、PART2。
このままブログ書くか、明日にするか、TSUTAYAの映画を観るか、いっそ寝るか迷っていたら、連盟事務局Nishimuraさんからこれまた写メを受信。試合中にスコアやりながら写真を撮るスコアラーというような文面にて....。
せっかくなので、こちらも掲載(^-^)
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2014年4月23日水曜日

一斉清掃三人組

白幡台イーグルスとの練習試合であった。
ちなみにイーグルは鷲であり、ホークは鷹なんである。
ついでにマーブルは大理石であり、グラニットは花崗岩なんである。
さらにバレンティンはヤクルトであり、バレンタインはロッテなんであった。

初回有馬友達軍は四球で走者を出すも盗塁刺で結果三人で攻撃を終了、その裏白幡台鷲軍は四球失策がらみで走者を三塁まで進めるも、続く一斉清掃三人組は三振と遊撃直飛にて敢えなく無得点。鷲軍の先発投手は身体小柄なれども、鋭い低めの直球が終始冴え渡り、友達軍は最後まで苦戦を強いられることになるとは、この時点で誰が想像していたであろうか。

零行進で迎えた四回表、四番BigCastleが左前初安打で出塁すると、投から二捕逸の間に待望の先制点。
しかしその裏鷲も同じ四番打者の意地かUnderRiver君も友達軍から初安打、続くBush君も連打で続き、YoungerBrotherUnderRiver君の犠打や失策で同点に追いつく。
五回裏には一番NewWarehouse君以下三人が友達軍の四球失策暴投などの乱調により一挙三得点で逆転す。

友達軍は四番BigCastleがこの日二本目の単打を連発し、VambooInの二塁打もあり、代打にRichHillやWoodVillageを起用するも零得点。終わってみれば五対一の不甲斐ない結果となった。筆者RichIslandは途中からBigForest父に野球記録者を一任し、写真機片手に水泳場の「鴨の親子」を撮ったりと、広報活動を行っていたんである。最後の写真は両軍長椅子基地と友達軍の名誉顧問GoldRicePaddy指導者なんである。

おおおおお〜疲れた!
あんだって?読むほうも疲れたってか。
お気づきであろうか。そーなんである。全てカタカナを排除したんである。まるで暗雲たれ込む第二次大戦中の情報統制下における外来語禁止だった日本のように。その代わり普段このブログでは個人名を英文表記にしているところを、逆に無理矢理人名を英文にしちゃったんである。

もし好評を博せばいつかまた挑戦しなくもないが、普段の5倍の労力と疲労困憊を覚悟せねばならないのだった。
最後に、タイトルにも付けた「一斉清掃三人組」の意味は、野球好きならすぐ分りますね?
たまった走者を一発で、一斉に綺麗に掃除するようになくしてしまう、3,4,5番打者のことなんである(^-^)/

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2014年4月22日火曜日

春樹とステーキ

昨日のブログではVS白幡台イーグルスとの練習試合はあえて割愛して書いたんであった。今日は仕事が若干暇してるので、昨日の勢いで怒濤の2夜連続少年野球ブログ執筆と思いきや、あにはからんや、期待に沿いたいあまり、時にその反動で違う話を書き期待を裏切りたくなる、天の邪鬼な筆者ではあるわけで。写真編集までは完了したのではあったけれど...。

筆者のiPhoneアプリの「スケジュール」には仕事の打合予定や個人的な予定を書き込んであり、当日の数時間前にはアラームが鳴るように設定してある。昔はごっつい革製の「システム手帳」(死語だよね)を持ち歩き、それに書き込むのがなんかカッコ良かったけれど、今はもうiPhoneやタブレットなんである。その4/18に書き込んだ予定はこれだ。
「村上春樹 女のいない男たち発売日」

今日そぼ降る小雨を突いてバイクを疾走、やっと購入してきたんである。近年の大ベストセラーほどの話題にはならないけれども、筆者にとってはそんなことはどーでもいい。ただただ、村上春樹が読めるだけで恍惚の至福の時を過ごせるからだった。単行本ならではのあのズッシリ感と肉厚な量感は、六本木瀬里奈で極上のフィレステーキを前にしたような気分に浸れるのである。話は大いに逸れるけれど、因に私は、シェフが鉄板カウンター越しに客に対してステーキを目の前でひと口サイズにカットしたのちに提供されるスタイルが嫌いだ。自分でナイフとフォークを使い一切れずつカットすることから、そのステーキの旨さを味わう時間が始まるからだ。
「キミ、それは自分でやるからいいよ」と超高級レストランでニヒルに私は言った....、
....ことはかつて一度もない。いつか言ってみたいもんである(^-^)

おっといけない、「晴耕雨読」の常とは言え、どんどん脱線しちゃうと睡眠時間が削られてしまう。
新刊単行本は滅多に買わない。高いしかさばるし、文庫本でも書いてある内容は全く一緒だから、両方出ていれば迷わず文庫本である。村上春樹のようにな新刊でもすぐ読みたい場合のみ単行本を買うのである。それ以外は安い文庫本、しかもBOOKOFFの中古本が主流だ。中古でも書いてある内容は全く一緒だから、BOOKOFFに出ていれば迷わず中古の文庫本である。
しかしこの日は違った。
「半沢直樹」の池井戸潤が売れているのは周知のこと。日テレでも二匹目のドジョウを狙って池井戸潤原作のドラマを放映しているが、申し訳ないが、圧倒的につまらないんである。一回しか、しかも断片的にしか観てないけれど。
だけど、今回TBSで半沢と同じ放映枠で池井戸潤の「ルーズヴェルトゲーム」が放映されるのだ。中小企業+一発逆転+勧善懲悪と、胸のすく池井戸潤の黄金の方程式が健在に違いない。悪く言えば水戸黄門的ワンパターンではあるけれど。これに「野球」が絡む話と聞けば、ワクドキで新刊文庫でも大枚をはたいて買わないわけにはいかないのだった。

というわけで、今日は少年野球ブログよりもこの話を優先しちゃったわけで。
更に時間はいつもの寝る時刻ではあるけれど、小1時間ばかり村上春樹を読むのだ。一気に読了はあえてしない。極上ステーキを一口でぺろり食べてしまってはもったいないから、じっくり咀嚼しながらよく味わって食べたいのと似ているわけで。
至福のとき、である。
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2014年4月21日月曜日

野鳩の次は野鴨カモ?

きょう日曜は午後の練習試合VS白幡台イーグルス戦があった。久しぶり午前から練習に参加し、午後の試合のスコアラーに臨んだわけであった。

その前に午前中は4年生以下が別行動で、稗原(ひえばら)小スタジアムにて「ティーボール体験会」なるものがあったんである。ティーボール大会という存在は以前から知ってはいたけれど、フレンズが参加したのはこれが初めてかな?小っちゃい子たちのために作られたルールが面白い。攻守交代は打者10人が一巡するまで何アウトでもやっちゃうとか、次の回は前の回の走者を再現配置してから打撃に入るとか、とか。そしてなんと言ってもティーの上に柔らかいボールを置いてそれを打つ、いわゆるティーバッティングで打つことだ。キックベースボールみたいで、小さい子でもほぼ確実に前に打つことが出来て楽しそうだ。何しろ野球を好きになる第一歩は、ミートした瞬間にバットを握った手に残る、あの何とも言えない心地よい痺れ、あのボールの重量感のある反発の感覚、遠くへ弧を描くボールを恍惚と眺める時の快感...。これが忘れられず野球のドツボにはまっちゃうんである。

筆者は行ってないが、Ohshiro母から写真が送られてきた。
5,6チーム参加してうちは3戦全勝だったとのこと。中でもフレンズ4年の星、Yuutaは2ホームラン、うち一本は満塁ホーマーだった。
近年フレンズは選手不足に泣いてきたが、春先6年が卒業後また減ったものの、このところ低学年の新人君たちが増殖中なんである。
これは何にも増して喜ばしいことなんである(^-^)


有馬小ドームへ意気揚々と帰還のチビスケ軍団。ここでは6,5年チームが白幡台イーグルス相手に苦戦を強いられていたけれど、そんな先輩軍団の苦労なんかどこ吹く風のにっこり凱旋。Nishinakaコーチの計らいで、一度はやってみたかったに違いない例のアレ。「愛と青春の旅立ち」リチャード・ギア的帽子を投げ上げるやつを敢行と相成った。無邪気でココロから楽しそうだった。(^-^)

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ここで終わらないのが少年野球「晴耕雨読」的ブログなんである。
前回ブログの野鳩の記事の最後に「時には鴨なんかも来るんである」と書いて終わった。
偶然今日、ホントに来ちゃったんである。しかも鳩と同じく番(つがい)のカップルのようだった。

観察してみると1号は常に筆者を若干気にしているようだが、2号のほうは能天気に1号にくっついて同じ行動をとり、キャピキャピしちゃってる。おそらく1号は雄で2号が雌とみた。筆者がちょっと近づくと1号がプールから上がり、すぐに2号が続く。陸(おか)に上がった2号は口に水を含みそれで自分の毛繕いに余念がない。1号は筆者筆者を目の端に捉えてじっとしている。ファッションを気にする2号はやはりオンナだな。

筆者は「俺、人畜無害だかんね。これ以上邪魔する気はないよ」的なオーラを発して警戒心を解こうと努力。そしたらプール監視員の「休憩終わりっ」の合図を待っていたかのように、また悠然とすいすい泳ぎ始めた。1号は顔を上げて筆者を視界に入れながらゆっくりすいすい、2号は筆者にはおかまいなしにしょっちゅう水面下に口を突っ込みせわしなくすいすい。もしかしたら、カップルじゃなく母子(ははこ)じゃないかと思うようになった。

昔々、このプールに一羽の小ガモが怪我をして迷い込んだことがあった。
独り群れからはぐれたのだろうか。あの時の想い出が蘇る。
当時のYanagisakiコーチ夫妻は野球少年少女3人の子を抱えた大家族であったが、不憫に思った夫妻はその子鴨を助け引き取って家で飼うことにした。名前はぴーぴー鳴くので「ピースケ」.......今でもピーは元気にしてるそうだ(^-^)

ほどなくして1,2号共にひょいと陸に上がったこの写真を撮った瞬間、わさわさグランド上空を横切って飛び去っていった。
二人を目視で追いながら目をグランドに転じると、ちょうど試合はフレンズが、レフトオーバーのタイムリーを打たれて左翼手が球を追いかけてくるところだった。
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