2015年1月25日日曜日

名は体を表す

「名は体(たい)を表す」。一応小学生諸君に解説を試みると、名前というものはその人の性質や実体を表しているものだ、というほどの意味なんである。キミのクラスにもし、丘の上の豪邸に住んでいる「冨岡賢一郎」くんという秀才がいたならば、こんなふうに使われる。
冨岡賢一郎くんは高台に住んでいるお金持ちで、しかもクラスで一番成績の子だ。名は体を表すとはよく言ったものだ」と。
まるで取って付けたような例題ではあるが。

名刺というものも違った意味で名は体を表しちゃうかもなんである。
歴史があり堅実で真面目な企業にはそれなりのスタンダードで縦型白黒の名刺。
ゲーム会社などは遊び心満載でトリッキーでカラフルな横型名刺。
なんて具合に。

毎年というわけでもないが、フレンズでは役の付いたスタッフには名刺を作っている。
代表や監督、29、28、スコアラー、事務局....母マネージャーも含めて。現実的には少年野球に名刺なんかなくとも全然OKなんであるが、例えば新任の事務局は対外交渉なども多くなるため、名刺はないよりはあったほうが良いだろう。

年末から新年にかけてチームの仕事が満載だ。スコア集計、成績表編集印刷、送る会企画準備、年が明けて部員募集チラシポスター制作、先日は母たちの間でチームロゴ刺繍入りパーカーを作るという気運が盛り上がり、そのお手伝い。それに今回の名刺制作。このあとは2月対外試合解禁までにマグネットの2015年版スタメンボードの制作と続く。俺っていつからこんなんなったんだろうか?
全ては「フォアザチーム」なんである。

ではでは名刺を公開。あとで後悔しないように個人情報はボカシを入れて。
監督30、29、28番は特別に縦縞ユニフォームをモチーフにデザイン。
その他のスタッフはフレンズカラーを基調に、携帯番号とアドレスを。
毎年母マネージャーにも作っている。女性はスコアラーも含めてベースをピンクに変えて。一番の目的はチームの士気を高めることにあるのだ。使っても使わなくとも。
市販の名刺専門用紙にウチのインクジェットプリンターで印刷。

筆者はいちスコアラーなので例年皆と同じく普通に作っていた。
一人につきたった20枚だけしか作らないのだが、筆者はグランドや懇親会などで名刺を出すということに妙な気恥ずかしさや違和感を覚えるので、案外枚数は使わないのである。在庫があれば見送ったのだけれど、しかし今回はちょうど切らしてしまったので、自分のも印刷することに。

どうせならこんな風に筆者特別バージョンで自分だけリノベーションしちゃったんである。既得権益を貪るというべきか、デザイナーの特権というべきか、年長者の暴走というべきか、何はともあれ、勝手にデザインを変更しちゃったんである。

肩書きは「副代表」にすべきか「参謀」にしようか、いっそ参謀繋がりで「サンボマスター」がいいか、「フレンズCEO」、いやいや「陰の専務取締役」はたまた広報がらみで「官房長官」ではどうか....。
夜も寝ずに悩んだ末に、やっぱり普通に「有馬フレンズ コーチ・スコアラー」とした。そしてもうひとつ今回は「宮前Queens 広報担当」も加えた。

フレンズ予算で名刺にQueensの名前を入れたとしても、これを非難するほど我がチームの大人たちの心は狭量ではない。過去にHarukaがお世話になっているし、これからもKurumiなどが入ることもあり、筆者がQueens広報であることはチーム内にも浸透しているし、うちのチームならばむしろ快哉(かいさい)を叫んでくれるであろうことを期待してのデザインなんである。女子野球Queensは大きな意味で宮前全チームの宝だから。

因にとても余計なことであるけれど、筆者の本来の仕事用名刺も初公開。これは俗に言う蛇足というヤツである。
恵比寿で個人事業を開業して以来3,4回ロゴや名刺デザインを変えてきた。昔は印刷ショップでデザインデータ持ち込みでも100枚で4,500円くらいしたものだった。今はTVCMでも流れているネットの「プリントパック」に発注して約2,000円で作っている。クォリティーは抜群である。ちっぽけな個人事務所ではあるけれど、現場では大手建設会社の部長クラスともこの名刺一枚で対等に対峙(たいじ)してきたし、既得権益を保守しようとする一流企業の担当20数名を相手に、クライアントの利益を守るため怒号を発し論破したこともある。あれは晴海トリトンの現場だった....。

「名は体を表す」し、または、「スポーツはまずは格好から入る」のも良いではないか。
S会長、K代表、Yマネージャー兼大蔵大臣、並びに連盟財務省官僚S事務局長。Queensスタッフや連盟の名刺も作っちゃいますか?(^-^)
ヤッベ、「自分で墓穴を掘る」とはこのことである。
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