2012年12月13日木曜日

ピンチ!

ピンチなんである。
ただでさえこの一週間は昼は仕事、夜はフレンズ「送る会」の準備を粛々と作業を進めているんであるが、加えてチーム内の諸問題の調整役、来年度のチーム名簿の精査、更に今日は永田町で打合、明日は上野方面で打合、ナニヤラめちゃくちゃ師走っぽくなってきやがった。自営業者としてはド暇な年末よりは幸せと言うべきかもしれないが、限度ってもんがあるんである。自分個人の時間が全くとれない.....。TSUTYAディスカスで借りた松たか子の「告白」DVDは1ヶ月前から観れていずホコリをかぶっているんである。

更に...歯が痛い。恵比寿か地元有馬の歯科医の、どちらに行くべきかを迷う暇すらない。

更に...2,3日前から頭痛と鼻水と悪寒のカゼの初期症状。ヤバイったらありゃしない。

そんなわけでブログネタの数々の金塊を日銀に保管しているものの、しばらくは金庫から引き出すことは出来なさそうだ。ヘビロテユーザーさんには申し訳なし....。

風邪薬をウィスキーロックで、がぶりっと飲み下して今日は寝ちゃうんである。
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2012年12月10日月曜日

暖かな冬の日


8日土曜には宮前Queensの親善試合を取材に、オンボロバイクを駆って第四公園ドームへ行った。本来なら順番としてはQのTV放映をブログに書きたいところだけれど、スケジュールの小さな隙間でブログアップしようとすると、どうしてもこういうライブ感のある新鮮なネタに走ってしまうんであった。コンビニへビールを買いに行き、いつもの銘柄に手を伸ばしかけたけれど、その横に並んだ新発売のうまそうなビールを思わず買ってしまうような。

相手は東京江戸川区の強豪チームである。とは言うものの事情があり、葛西ヤンキースを中心とした混成の選手構成。4年生の男子も入れてやってきてもらったらしい。江戸川区にはなんと、女子チームが4チームもひしめいている。女子野球が強くなるのも頷ける。相手先発は闘志みなぎる表情の長身投手。すんごい球を投げ込んでくる。対するはQのエースReona。こちらもモデル並みの長身から繰り出す制球力の効いた鋭い速球はそうそう打てるものではない。守護神は4番に抜擢のSara。うちだって今年川崎で2冠達成したチームなんである。

「おお〜!スコアラーの引き継ぎかな」
ダブルスコアラー体制で試合に臨んでいたんである。Yamaguchi母がスコアラーだったけれど来年は卒業...。その引き継ぎで母たちに教育的指導をしていたんであった。新人スコアラーはKitamatsu母。因に余談である。ダンナさんはチームきってのイケメンスポーツマンなんである。しかしQで1番のイケメンは俺だっと言って譲らないのがKasahara代表なんであった。
「ダブルじゃなくてトリプルですよ」
とMochidaコーチに言われ振り返ると、立ってレクチャーを受けていたのはImanishi母。
フレンズも先週からチチハハのスコアラーを育成すべく、ベンチ横で楽しみながら頑張っているんである。


前半戦は投手戦。Qが1点リードのまま1:0...であったけれど終盤江戸川の猛攻にあい一挙6失点。そのまま終了かと思いきや、時間ギリまでやろうということになり、延長戦へ突入。互いにやっとエンジンが温まってきたのか、一転して打撃戦になった。合計点数は電卓がいるほど。新人スコアラーはパニクったに違いない。

冬場のオッサンは日だまりが大好きだ。自分も含めてね。
センターカメラからいい絵が撮れた。宮前連盟の重鎮3人が揃ってる。終盤には日だまりに誘われたわけではないだろうけれど、Matsuiさんもやってきた。
ん!?
Sohma会長始め、Kurihara、Kasahara、Matsui副会長、Sasaki事務局長が画面に納まっている。中々重厚な絵になっている。これにOgasawaraさんが来れば連盟重鎮そろい踏みではないか。
偶然であるが試合後本当にOgasawaraさんが午後の練習のためにやって来たんであった。

「ゲーム!」
ノーサイドで江戸川チーム含めて記念撮影。Koshimizu監督が、
「オラオラ、せっかく遠くから来たんだから野郎どもも一緒に入って」と江戸川の助っ人男子も入れてみんなでパシャリッ。後ろを振り返れば父母たちもわらわら出てきてカメラを構えていた。
熱い闘いのあと、暖かい快晴の冬の日、なんだか気分の良いお昼12時過ぎなんである。
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2012年12月8日土曜日

時には勝ち負けよりも

どうしたものだろう....。
師走に入りただでさえ忙しいこの時期、こともあろうに歯が痛み出したんである。1,2ヶ月前たまに鈍痛を覚えていたけれど、その後すっかり痛みは鳴りをひそめ奥歯の虫歯の虫の存在は無視していたんである。しかしここ一週間ほど前から虫のヤツを無視できないほどヤツは活発に復活を果たしてしまったようだ。カゼ、フクツー、ケガなどは人間、自然治癒するべく能力を備えているけれど、歯の痛みだけは医者に行かないと治らないことは幼稚園児でも知っている。歯磨き粉を普段の倍の量を歯ブラシに乗っけて歯を磨いても、痛みは半減しないことはサルでも知っているんである。鎮痛剤の雄、バファリンを規定の3倍の量を噛んで飲んだらラリッてしまうことは、中高生でも知っているんである。(良い子はマネしないように)

どうしたものだろう....。
掛かり付けの歯医者はご存知恵比寿にある。十年以上通っている優秀な歯医者なので行きたいけれど、交通費と往復の時間がもったいないったらありゃしない。ならば、いっそ近くの地元の○○歯科医に行くか....。
ムフフ。有馬のオヤジども、お先に失礼なんである。超美人さんがいるらしいことで有名でコアなオヤジファンがフレンズに何人もいるのだった。オヤジたちから噂を聞いているだけで筆者は未だにお目もじ叶ったことはない。ささやかで淡い期待をすると同時に、半面この間抜けなガッタガタの歯を見られることに一抹の不安を覚えないではいられないわけで。恵比寿か有馬か。かなり逡巡しているんである。
初恋の女の子に徹夜でラブレターを書いたけれど、手渡す当日になって声をかけられず結局破り捨てるようなものだ。
(余録:あるオヤジ曰く...「もし俺が既婚者じゃなかったら、今頃絶対プロポーズしたくなっちゃう」と言わしめるほどの可愛いコらしいのだ)

さてエンジンオイルが脳みそに行き渡ったようである。少年野球ブログであった。
先日6年生最後となる南部リーグ最終戦を敢行。相手は隣人チーム有馬子ども会野球部。
この世に生を受けて数十年生きながらえたオトナならば、ヒトを第一印象だけで決めつけてはならないことは重々承知なんである。第一印象は好印象だったのに裏切られたり、逆にコワモテの男だけれどつき合ってみるといいヤツだったりして。或いは最初は気にも止めなかった女性に数年後には恋に落ちたりとかとか....。
アリコのHaradaコーチとは話をしたことはないけれど、先日の南部リーグ20周年イベントを見ているので、そのエンターテナー性と柔らかそうなお人柄はきっと第一印象を裏切らない方に違いない。息子さんもチームで活躍しているようだ。

改めて6年最後である。3人しかいないけれど全員投げさせた。
Takumi、Shouya、Kouta。

試合は4:1でアリコの勝利。ベストプレイヤー賞は6年生3人に。
勝ち負けを競うスポーツである以上、絶対に勝ちたい。負けに甘んじることはあってはならない。スポーツで一番を競うことは大好きだ。そのために子らは苦しい練習をしているのだし、また我々大人も勝つ喜びを子らに味わって欲しいがゆえに子のために頑張っているのだから。
けれど、時に勝ち負けよりももっと大事なこともある。プロじゃないし、ましてや少年野球であるからして。そんな一枚の写真を撮った。アリコさんとの過去の確執を知るベテラン関係者はすでに少ない。今はベルリンの壁は崩壊し、冷たい雪が融け春を共有している仲と言えようか。

試合後集合写真を撮ろうということになり、筆者船頭役に。
「おっし、肩組んでみよっか」
「アリコ、フレンズもっとバラバラに並んでみなよ」
「よし、行くぞお〜。この写真はブログに載せるから、全世界に発信されるんだかんな。もっと笑って〜!」
ハイ、チーズ!....。
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2012年12月7日金曜日

師走のブログネタ

仕事とフレンズ仕事とQueens広報の狭間のカオスの中で、ぐにょんぐにょんに撹拌されつつ日々が過ぎてゆく、ゆく年来る年もうすぐ間近、マジか!と焦りまくっている今日この頃、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

ブログネタに控えしは....
QueensのTV放映、歓喜の優勝の瞬間。
6年生最後南部リーグ最終戦、有馬子ども会との詳報。
そして今佳境に入っている「年間成績表」の編集、制作。
更にこれからまた年末に向けて毎週ビッグイベントが目白押しなんである。
最強江戸川チームとのQueens最終戦。
ジャイアンツジュニアとの宮前連合チームの最終戦。
フレンズイベント、レク、「送る会」etc.....。
はたまた、エッセイ・ブログ大賞参加のお知らせや、日々雑感的独り言もあるし。

どうして師走ってこうも忙しいのだろう。寝るヒマがないではないかっつうの!
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2012年12月5日水曜日

宮前スマイリーズTV放映

本日お台場にて打合。いつものことながら時間のないタイトな仕事。
帰宅後ちまちまキーボードとマウスをカシカシ、ちゃかちゃか....。

夜はフレンズ2012年フレンズ年間成績表の最終データ作成。
とりあえずEXCELをPDFに変換し、イラレでページ2のチーム年間総合成績の編集。

ただ今AM1:30
寝ようと思ったけれど、これだけはどうしても告知せなばなるまいてなんである。
先の川少連秋季大会、女子の部で優勝した我が宮前Queens=宮前スマイリーズのTV放映が始まったのだ。
台場へ行く前にTVのイッツコムチャンネルにスイッチオン。
わおわお!Qの姫たちが画面所狭しと跳躍してるじゃないのよ!
ク〜ッ!試合内容もナイスなんである。

画像はいずれここでアップしたいと思う。
今日は時間がないので、連盟のNishimura編集長から転送されたTV放映スケジュールのみを転載しておきたい。(宮前全関係者にはメールが行っているそうだ)
以下連盟からの情報を転載。是非ご覧あれ。

マスコミ報道陣各社を代表して、
インタビュアー.........「主将、勝因はなんですか?」
Suzuka即答...............「チームワークですっ!」
(チームメイト.......きゃはははは〜)
-------------------------------------------------------
宮少連全チームと連盟関係者に送っています。

先般行われました「川少連大会」のケーブルテレビでの放映日についてお知らせします。
たぶん(きっと)、10月14日最終日の決勝戦のみの放映でしょう(昨年もそうでしたので…)。
なので宮前から登場するのはQueensのみです。
それでも、あの大会の決勝以前に敗れてしまったチームも、この番組を見て、「あの日」を思い起こしてください。
連合各チームのマネージャーにも送っていますので、自チーム内のスタッフ・保護者にお知らせください。

番組名:【川崎ケーブルテレビ杯 第23回川崎市学童軟式野球大会】
【YOUテレビ 地デジ111ch】
①ジュニアシスターズ大会 12/3(月)~9(日) 21:00~22:00
②連合チームの部           12/10(月)~16(日) 21:00~22:00
③単独チームの部      12/17(月)~23(日) 21:00~22:00
【YOUテレビ 地デジ101ch】
①ジュニアシスターズ大会 12/16(月)~20(木) 15:00~16:00/20:00~21:00
②連合チームの部           12/21(金)~25(火) 15:00~16:00/20:00~21:00
③単独チームの部      12/26(水)~31(月) 15:00~16:00/20:00~21:00

【イッツコム 地デジ111ch】
①ジュニアシスターズ大会 12/3(月)~9(日)
②連合チームの部      12/10(月)~16(日)
③単独チームの部      12/17(月)~23(日)
<放送時間>(月~金)9:00~10:00、(土・日)21:00~22:00
【J:COM 地デジ111ch】
①ジュニアシスターズの部 12/5(水) 19:00~20:00 
②連合チームの部 12/12(水) 19:00~20:00 
③単独チームの部  12/19(水) 19:00~20:00 

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2012年12月3日月曜日

スコアラー

先ほどの「ビールと熱燗」に続き、久々の怒濤の一日2ブログアップ。明日朝起きたら精魂尽き果て、浦島太郎よろしく総白髪のジジイに変貌を遂げているに違いない。今週はフレンズ最終公式試合を終え、残りのスコア集計と選手個々の年間成績表の編集を、金曜までアップしなきゃなんである。フレンズ仕事で一番の難関。しかも今日、日曜試合前にクライアントからTELあり、細かい仕事の依頼で年末は当分ヤバイ状況になった。除夜の鐘を聴きながらの年賀状作りも視野に入れねばなるまいて。

さてスコアラーなんである。
昨年あたりから思っていたことであるが、そろそろ自分もチームのスコアラーに専念するのもいいが、フレンズも家庭も捨てて、人生を見つめ直しバックパッカーで世界一周の貧乏旅行、己を発見する旅に出て行こうと思っているわけで.....。なわけないのは世界中の誰でもが知っている。スコアラー後継者を育てて、自分がラクしたいという正直かつセコイ考えを持つに至ったんである。老獪なジジイになった証拠である...なんて。

仕事で試合に行けず、サブスコアラーに随分助けてもらった一年だった。ならばもっとスコアをつけれる人材を擁して、みんなで廻してもいい。親たちにやってもらうことは、とりもなおさず「自分もチームを支えてる一員」なんだという実感を持ってもらえることもその理由のひとつ。かつて自分がスコアラーをやろうと思った最大の理由がこれだった。
今日日曜の最終戦で、試しに自分の横に椅子を置き、Ohmori父とSone父に解説を加えながら見てもらいつつスコアブックに書き込んでみる。父のみならず母たちにも次回は声をかけてやってもらおうと思っている。
「人材募集!〜年齢・男女問わず。ボクたちと一緒に我が社の未来を築きませんか!?」
ハローワークの文言ではないけれど。

パッコーン!
「基本的にこの左の枠にはボールカウントを書き込みます。ストライクは○、ボールは●、ファウルは横棒。人によって若干違うけど。俺なんか時々ブッ飛んじゃって訳わかんなくなっちゃうけどね。今のはショート前のゴロをさばいてファーストへ送球し打者アウト。この場合は右隅のココに6-3と書き、6の下に黒い点プラス下半円。因にフライでアウトは6の上に黒い点プラス上半円。ライナーは横棒をピッと引いてこんな感じで...。これらの桝目にはバッターランナーが何の原因でここへ進塁出来たのかを書き込んでいくのが基本なのね」

カッパーン!
「この場合はアリコ4番打者のOoguri君がサードゴロでアウトになる間に、2塁走者は3塁へ到達したから、ココ右隅には5-3と書き、この真ん中にはギリシャ数字の「Ⅰ」を書き込んで、左上のココには( )でくくり漢数字の四を書き込む。なんでギリシャ数字と漢数字を使い分けるかってぇ〜と....」

ドッコーン!
「ヤッベ、打たれちまった!うわっBenエラーかよっ!...え〜と、5番Ueki君が二遊間を抜けるヒットだから6と4の間に黒点下半丸、彼の安打により三塁走者が本塁へ帰還し得点。だからココの真ん中に赤で●、左下の桝に赤で5を書き丸で囲む。これ、5番打者に打点がついたという意味。ヒットを打たれて自責点なんだよね。エラーによる走者が得点した時は自責じゃないんだけれど、これ解説難しいから後回し。んでもって、バッターランナーUeki君は3塁まで進塁してるから、一見すると3塁打みたいに見えるけれど、実際は二遊間を抜けるシングルヒットのあと、その打球をセンターが後逸して外野を転々とする間に俊足を飛ばして三塁まで行ったわけだから、いわゆるワンヒットワンエラーで、単打で赤で斜め棒一本、矢印を書いて8E、EはエラーのEね、更に左上桝まで矢印を伸ばしてね、こんな感じ。しっかしBen(センター)のヤツ、あんにゃろこのあとノックで特訓だなあ」

....................。

おお、もうこんな時間じゃないか!
筆者、40代前半の若さで浦島太郎に変貌を遂げるのはまだ嫌だ。
だから初志貫徹ならずもう寝ちゃうわけで。
ブロガーは年齢詐称しても良いが、スコアラーは事実を正確に記録するのを第一義と心得よ、なんである。
南部リーグ最終試合詳報はまたいずれ。明日、浦島太郎になっていなければの話である。




2012年12月2日日曜日

ビールと熱燗

土曜は極寒の寒む空のもとの練習試合であった。毎年冬になれば万全の寒さ対策を講じグランドに臨むのであるが、人類文明の画期的発明UNIQLOのヒートテックを着込んでもなお、チョモランマの頂上のような自然の冷徹な寒さの前には成す術もないのである。にもかかわらず、子どもたちの中には半袖で平気な顔をしてプレーする子もいるではないか。もし地球上に再び氷河期が訪れたならば、我々オトナはマンモスのように死に絶え、彼ら子どもたちはミトコンドリアとともに生きながらえることであろう。
しかし身も凍るこんな寒い日であっても、夕方からの飲み会になれば乾杯の最初の一杯はいきなりの熱燗ではなく、やはり冷たいビールが飲みたくなるのである。オトナの七不思議なんであった。

3年生以下のメンバーで2試合。以前も対戦したことのある横浜の茅ヶ崎エンデバーズ。相手はスペースシャトル級の赤いちびっこ軍団。しかしフレンズもオレンジボールの覇者として負けるわけにはいかぬ。たとえ友達の寄り集まり級軍団だとしても。

1試合目。6:2で勝利。
投手Ruiが見事な好投を見せた。5回打者20人に対し被安打1、四死球1、失点2のうち自責点は1、奪三振7である。オレンジのみならず3年生でありながらAチームのサードでの堅守も光る野球小僧。他チームの母たちにも注目の的らしい。試合後最近よく筆者に言い寄ってくる美人妻が増えた。以前、試合後車へ戻る途中こんなことがあった。
「Tさ〜ん!」
むふふ、俺もまだ捨てたもんじゃない。サインでも欲しいってか?
「あのお〜...」
筆者、おもむろにadidasバッグから色紙とサインペンを取り出しながら、うんと甘い笑顔で振り返り立ち止まる。多少緊張ぎみに.....。
「あのサードの子って何年生なんですか?凄いですよねえ〜」
即、何事もなかったかのように色紙とサインペンを後ろ手に隠し持ったのは言うまでもない。

打撃では帰宅後の写真判定でプチ驚いたのが、勝手につけた愛称トミーことAyuto。アイツいつの間にこんなに絵になるバッティングフォームになったんだろうかと。星一徹的熱血とーちゃんの教育的指導とフレンズでの切磋琢磨の相乗効果で少しずつ成長しているようだ。
打撃面ではもう一人Yuuta。2打席連続空振り三振ではある。この子の良いところはほとんど見逃し三振ではなくフルスイングでの三振なのだ。時にヘルメが吹っ飛ぶくらいに。ここで筆者、印象だけで断定してはいけないと思い、試しに過去7個の三振を手元のスコアブックで振り返ってみる。案の定の印象どおり。7個のうち6個がフルスィングの空振り三振。三振は決して褒められたものではないが、小さい子はそれくらいでちょうど良いではないか。四球を選ぶことも多いので選球眼も中々のもの。普段の野球に向き合う姿勢も良い。今日はセンター前へのクリーンヒットで打点1を挙げた。
ベストプレイヤーは上記3人。
※余談ではある。「印象」という字を逆から読むと「象印」のマホービンなんである。

2試合目は逆に7:5の惜敗。ベストプレイヤーはチーム4安打の中でも5番に座った「豆タンク」「弾丸小憎」の勝手な愛称をココロの中で筆者がつけちゃったShougo。2打数2安打3打点、盗塁2の正に「弾丸小憎」の面目躍如なんである。

大人の論理の埒外(らちがい)で元気にプレーする純真な子らを見るのは楽しい。これからが楽しみなんであった。
帰宅後、鼻からぶら下がったツララを振り払い、冷たいビールのあと人肌恋しく熱燗に切り替えたのは言うまでもない。....ホッ。
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