2014年4月18日金曜日

「Let it be」

「日々雑感PART......」というタイトルで今までいくつか書いてきたんであった。今回もひとつのテーマに特化せず由無し事について徒然なるままに、あるがままに、「Let it be」的ブログなんである。

最近のCMについて思う、というか出演女優なんである。
新垣結衣という彼女はいったいなんなんだろう。これほど完璧にキレイな女性っているんだろうか。ほとんど奇跡と言ってよい。どれだけ奇跡かっていうと、シマリスのおむつを替えることに成功するくらいの奇跡なんである。十六茶やパンテーンのCMが流れると思わず時間が止まってしまうんであった。

フカキョンてゆー女性はいったいなんなんだろう。これほど完璧にキレカワな女性っているんだろうか。ほとんど奇跡と言ってよい。どれだけ奇跡かっていうと、クモの糸でコンコルドにぶら下がったイエグモが、パリからニューヨークへ無事移動するくらいの奇跡なんである。人魚のCMが流れると思わず胸元や腰回りに魅入ってしまうんであった。

キョンキョンである。小泉今日子なんである。
「小泉今日子、48歳。年齢は隠しませんが....」のCM。これぞ奇跡の48歳である。これほどまでに可愛くて魅力的なオンナの48歳っているんだろうか。日本女性は年を経るごとにますますイイ女になってしまうんである。筆者も負けてはならじ、歳とともにイイ男にならなくてはと、襟を正しつつ焦ってしまうのだった。

キョンキョンは別格なのだ。
フジTVで今日から「続・最後から二番目の恋」が始まった。
以前の本編は仕事の手を止めてまで観ていたほど、好きないいドラマだった。鎌倉を舞台にした中年男女の恋模様...と、短絡的な評価を遥かに超えた素敵で楽しいオトナのドラマなんである。
初回拡大版ではパリの海外ロケを敢行。人気ドラマの続編ともなると、潤沢な制作費を使って初回の「掴みはOK」を目論み海外ロケまでやっちゃうんであった。パリの街並を見ていたら、どーゆーわけか筆者が20代の頃パリに行った時、セーヌ河畔を見下ろした時に見た、オールヌードで日光浴していた女性の姿が脳裏に蘇ってきちゃったんである。

さて、そんなことはさておき「Let it be」
筆者のMacには「いつかはブログネタ」という名のフォルダが存在する。いつかは書かねばと思いつつ、写真を温存している倉庫なのだ。月日が経つごとに増殖して、筆者は月日を追うごとに消化出来ずに暗鬱な気分になる。今日ちょっと整理してみた。「神木マーキューズ」の写真フォルダは捨てないでまだ温存している。

その中で今年の2月に撮った写真フォルダ「プールの鳩」というがあった。やっと日の目を見ることが出来るんである。
極寒の2月練習に行った有馬小グランド。センターの後ろにはプールがある。外野の球拾いをやっていたらプールの畔に鳩が水を飲みにきたんであった。昭和の大ヒットおもちゃシルクハットの赤い「水飲み鳥」みたいにカクンカクン飲むは飲むは。「野鳩」と思ったけれど、もしかしたらちょっと違うのかなあ。

宮前ピューリッツアー賞をSohma会長から拝受した、筆者のカメラマン魂に瞬時に火がともった。いつのまに番(つがい)だろうか、二人仲良く水飲みを始めたんであった。鳩1号2号共に示し合わせたように同時に水を飲む仕草にはやたら可愛くて参った。
密かにプール内に潜入し、極秘取材。夜の六本木のフライデーのカメラマンになった気分だ。じっと息を殺しファインダーを覗く。窒息しちゃうかと心配になるほどに。
骨をくわえた犬が湖面に映る己の虚像の骨をみて、思わず口にくわえた骨を落としてしまう西洋の童話のように、プールの水を覗き込む鳩2号。ロールシャッハテストのように対称形になって水面に映り込む彼女。


夢中でシャッターを切っていたら、ファインダー越しに2号と目と目が合ってしまった。
筆者、「オッス。邪魔する気はないから心置きなく好きなだけ飲めよ」
と、言ったのだが、彼女の目はこう物語っていた。

「.......見たな」

すかさず、はたはたぱとぱとと、「鶴の恩返し」的に遠くへ逃げ去ったのは言うまでもない。
筆者のような闖入者が、彼女らの憩いのひと時を阻害してしまったんではないかと思うと、ココロが痛むのであった。
時にまぐれで鴨なんぞもやってくるんである。みんなまた来てちょうだいね(^-^)
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2014年4月15日火曜日

ぐぅわらきーん!

あじさいリーグVS寺尾ファミリー戦なんである。球場は西有馬ドーム。ここの外野アルプススタンドの花壇が百花繚乱になると、本当に春が来たんだなと、毎年実感しちゃうわけで。恒例、今年もぷっくり膨らんだチューリップたちを激撮。

チーム名の「寺尾ファミリー」と聞いてどこか違和感を感じないだろうか?「寺尾ファミリーズ」と複数形でないとチーム名称としてはしっくりこない気がすると思うのは筆者だけではあるまいて。しかし中学英語を思いだした。ファミリーはそれだけで複数の集合を包括して1個にみなし呼称するのだからしてこれで良いのだ。チーム全員がひとつの家族になっているから「ファミリー」の単数形で良い。「ファミリーズ」になっちゃうとチームがたくさん出来てしまうんである。
因に「フレンズ」は「フレンド=友」がたくさん集まって「フレンズ=友達」
まあ、それはともかく。

1回裏、後攻の寺尾は先頭打者のInoue君の安打1本のみながらも、四死球失策がらみの毎度お馴染みのパターンで5失点。Fは6年Hiroが足の痛み、Yuusukeは風邪で欠場、先発は経験の浅いHajimeである。見た目どおりズドンと重い球を投げるので将来が楽しみである。しかし多少のピッチング練習はあるものの、実戦での走者を背負った場合の対応の仕方などは、たぶんちゃんと教えてもらってないはずだ。(筆者仕事で土曜などは練習へ行けないことが多いので分らないが)。昨年もT.Takutoが同じパターンで火だるまになったことがある。あの時は密かに激怒し、進言もしたつもりだ。子どもに罪はない。
相手ベンチはコーチが塁審に出払い、監督がぽつねんと....いやいや、トリプルスコアラーの美人母さんたちをはべらせて、ハーレム状態であった。

2回表Fの攻撃では先頭Ruiが左中間のツーベースヒットで出塁すると、E+PBがらみでやっと1点奪取。しかし、その裏Tは4本の長短打で更に3点追加で8:1。
まずここで有権者に訴えたいのは、こんなピッチャー見たことないって言うくらいの「超遅球」の選手なんである。Inoue君だ。縫い目が見えて、かつ、ハエも止まるくらいのものだ。キチンと速球も投げれるのだが、球数の8〜9割はスローボールで、ここぞという時だけ速球を放る。緩急つける投法はよくあるが、それは飽くまで速球主体でまれにスローボールのボール球を投げて打者を困惑させ、次の一球を速球で仕留めるというアレだ。Inoue君は全く逆なんであった。
Fの打者はこれならいつでも一発打てると思い、どうしても待てずタメを作れずにリキが入ってしまい、引っ掛けてしまうのだった。筆者も含めてこれならいつでも打ち崩せるわいと、慢心しちゃっていた。しかし気がつくと終盤に入り、点差に焦りまくる頃は時すでに遅しなんである。「術中にハマる」とはこのことだ。

もう一点特筆ものは、TファミリーAチームは13人でやって来た。Bチームは別行動で本拠地に残してきたそうだ。この13人中、な、な、なんと女子が5人もいるんである。Queens広報兼スカウトマンとしては垂涎ものであった。女子といえども一塁手のMaiちゃんはきちんと基本どおりの捕球をしていた。

更にもう一点申し述べることを許されたし。
3番に座ったのはショートColins君。試合前から注目の的になるほどの体格の持ち主。うちにもかつて何人かハーフの子が在籍していたが、彼もそのようだ。思わずお笑い芸人コンビ「マテンロウ」のアントニーを彷彿とさせる。引っ越してきて少年野球チームに入ったとたんに、野球経験ゼロなのに翌週にはピッチャーで4番にさせられたという面白エピソードの例の彼だ。相手監督が打席に入る彼を見て外野をバックさせたはいいが、河川敷だったため、レフトの子がバックしすぎた余り川に落ちてしまったらしい。それ以来アントニーに付いたアダ名は「レフト殺しのアントニー」(^-^)。その後彼はめきめき本領発揮してかなりの成績を残したんである。

それはともかくなんである。Colins君のスィングが空を切ると「ブンッ!」とベンチまで音がはっきり聞こえてくるくらいの凄さ。筆者スコアを付けながら「ドンピシャ当たったらこりゃヤベエな...」と思う間もなく、フルスィングでぐぅわらきーーーん!もの凄いホームランをかっ飛ばしちゃったんである。西有馬ドームのレフトスタンド後ろのネットを超えてあわや場外か?ってゆーくらいのヤツだった。
これはもう脱帽。今日のホームランは今季初だったそうだが、昨年5年の時は10本打っているそうだ。恐るべしColins君に拍手喝采なんである。
勝てる相手と慢心し、負けて悔しいのだけれど、良いモノを見せてもらった感がある。

結果は9:2の5回コールド。
上記の記述は現場での実体験とプラス、試合後の煙草休憩時に寺尾ファミリーコーチ陣との談笑から取材したものを合体させたものである。
慢心や傲慢なヤツを最も嫌うワタシなのに、この日は自省の念でいっぱいだったm(_ _)m
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2014年4月14日月曜日

負けても明日がある

小保方氏のSTAP細胞問題の件やら、または一気に収束したかに見える「佐村河内新垣的ゴーストライター」問題にも一家言を呈したいと思うわけであるけれど、日々の時の流れは少年時代のそれと比べて恐ろしく速く、勢い、一週間ごとの野球などにまつわる事象を中心にブログを展開せねばならぬと思っちゃう今日この頃、皆様におかれましてはいかがおすごしでしょうか。

さてQueensもこの春、2014年の最初の公式戦「ライオンズ杯」に臨んだのであった。
現Queensにとって昨年があまりに輝かしい戦績であったがために、相当なプレッシャーと気負いがあったに違いないことは想像に難くないわけで。子どもたちも親たちもそして指導陣においてもそうだ。Qのみならず昨季と今季の戦力の差というものは、プロと違い少年野球から大学野球に至るまで、「卒業」というものがある限り付いて回るものだ。でも今与えられたメンバーで、全力を尽くす使命を持っているこれらの野球だからこそ面白いとも言える。
昨年素晴らしい記録と記憶を残してくれたQの6年生8名はすでにいない。そのあとのQueensDNAを受け継ぐ少女戦士たちの奮起に期待したい。しかし性急な結果を求めては酷だろう。Koshimizu監督も言っていたが、長い目で今年を見据えていきたいんである。

試合前にYamamotoコーチから、私用で参加出来ない筆者に写真添付メールが入った。
皆真剣に監督の指示に聞き入っている。少し緊張しているような雰囲気を感じ取った。無理もない。Koshimizu監督の手には筆者渾身の力作スタメンマグネットボード。これを駆使しフォーメーションを説明指示していた。作者としては至上の喜びである。

午後は年に一度あるかないかの筆者の兄弟たちが集まる私的な会食へ。私は6人兄弟である。兄弟たちは東京・新潟・山形・マレーシア・パリ・神奈川に散在在住。これらの兄弟夫婦がパリの兄貴家族を除いて集まった。会食の手配はいつも筆者の役どころ。今回は赤坂TBS隣りの赤坂サカスのポルトガル料理の店をチョイス。時間に行ってみればTBSの真ん前が何やら工事中。大好きな「重機」クレーン車がいるではないか。鉄骨のH鋼の梁を黙々と吊り上げていた。当然、陶然と魅入ってしまうワタシ。クレーン車のこのデカくてぶっといタイヤ、左右に広げたアウトリガーが思わずハグしてキスしたくなるくらいカッコイイ。

先日のブログ「重機の世界」に続きこんなパロディー写真をサクサク作成。今回は野球ボールではなく、2014年サッカーワールドカップ間近に控えてサッカーボールをTBS屋上に設置してみた。サッカーボール本体制作費470万、設置工事費240万、消費税8%で合計7,668,000円をTBSに勝手に請求しちゃおうか(^-^)

会食中、Queensからは代表のKasaharaさんからメール速報。初戦は33:5の圧勝、コールドゲームとのこと。やったぜっ!(^-^)
しかしそのあとの試合では逆に10:0のコールド負け。やはり長い目で育てていこうじゃないのよ、秋までにはきっと。彼女たちには良くも悪しくもよい経験になったことだろう。
監督からメール。宮前平の専用部室で「チクショー会」をやるので集合されたしとのこと。筆者最初からこの日の夜はJAでの祝勝会予定のためにカラダを空けていたので、速攻宮前平へ急行する。会長始めQのオトコ面々が参集。Kasahara代表は健康上の理由で、かつ奥様のダンナさんの健康管理上の理由で参加は断念とのこと。祝勝会だったら美人の奥様の厳しい目を盗んで自宅を脱走し、這いつくばってでも来たに違いない。
ほぼ時計の短針がもうすぐ翌日になる頃まで呑んだ。野球を通じたこのオヤジ野郎どもとの飲み会がまたいいのだ。負けたとはいえこれがあるから明日もある。

飲み会途中、監督がこんなものを見せてくれたんである。
3月のお別れ会に6年生が発表した一人ひとりのコメント原稿なんである。統一して原稿用紙に書いてもらったもの。筆者もリアルタイムでその場にいたがあれは感動ものだった。そのコピーを一冊にファイリングしたものである。6年生それぞれの個性が滲み出ていて思わず見入ってしまった。主将Himariの文章、内容、漢字の使い方などはとても小学生とは思えず、将来の夢は通訳もいいけれど女流作家もいいんじゃないかいと筆者など思ってしまった。
監督が言っていた。これは「一生の記念」になると。おそらく来年からもQの6年生の恒例ルーティンワークになるであろうに違いない。

チクショー会お開きのあとは、のん兵衛の定番、酒のあとの魅惑の「夜ラーメンすすり隊」と別れ、翌朝4時起き予定のモッチー父と一緒に深夜タクシーの車中の人となったんであった。
※日曜あじさいリーグのブログはまたいずれ(^-^)
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2014年4月11日金曜日

STAP賛否両論

日々雑感的短編小説集的オムニバス映画的断片的支離滅裂的、ブログになっちゃうんである。時事問題について意見するのはあまり本意ではないけれど。

昨日仕事しながらTVで13:00から小保方さんの記者会見をほぼ全部リアルタイムで見た。
彼女は真実を語っているのか。会見を見た人の立場や男女差によって賛否両論ではないだろうか。専門家の科学者たちによればかなり厳しい意見が大勢を占めているようだ。「論より証拠」確かに正論ではある。一方街頭インタビューなどでは男と女で見方が微妙に違っている模様。男にも厳しい意見はあるものの、大方彼女を擁護する気持ちが芽生えたようなところがあるみたいだった。
筆者はどうかって?
筆者は男であり、かつ科学者ではないからして、何をか言わんや。
嘘は言ってないと思う、直感的に。確固たる証拠を明示出来なかったから依然として彼女への疑義は残るというのがマスコミの報道の大半を占める。
僕、思うんだけど。彼女は科学者とはいえ、一人の社会人としてはまだやっと大人になったばかりの30歳の女性だ。科学は専門かもしれないが疑惑に対する弁明の専門家ではない。こういう結果を想定して弁護士が裏で、原稿を精査し質疑応答にもアドバイスしているはずなんである。にもかかわらず、まだ世論的には厳しい見方が存在する。それを払拭してあげるのが弁護士の役目ではないだろうか。腕利きの弁護士らしいがどうしたものだろう。更には理研は極秘裏に保身に汲々としているのではないか。飽くまで邪推類推ではあるけれど。インディペンデントでも成功してるとか、実験ノートも2冊のほかにも4,5冊あるとか、200の成功例があるとか(=これはちょっと慎重に検証が必要か)、とかとか....。
しかし、自分的には全く清廉潔白だと揺るぎない自信があっても、犯したミスによって「不正」と断罪されてもそれは仕方のないことなんである。それが世論であり、科学的根拠というものなんであろう。
彼女が「冤罪」にならぬよう今後の展開に目が離せないんであった。

筆者のマーゴが白血病になったこともあり、STAP細胞の存在が将来の医療に貢献してほしいということもあっての、希(ねが)いなんである。

他にも日々の由無し事について書くつもりであったけれど、例によって中折れ的に挫折しちゃうんであった。例えば、こんなことをも書こうと思った。

南アルプス天然水のCM。最近TVで放映されているもので、誰しも一度は見たことあるはずだ。
アニメのCMで、いきなり渓流を流れる柑橘系果物。それを川向こうでハアハア言いながら一匹の犬がぎゅんぎゅん追いかける。一度遅れをとるものの再度ハアハア追いついて...そこで真っすぐ走っていたワンコが横を向いて果物を視界に捉える、その所作がもの凄く可愛くて圧倒的に愛おしい気分にさせてくれるのである。CM最後には陸地が終わり、犬はこれ以上追えなくなってしまい、残念そうに果物を見送ることに...。
動物大好きで現に家にワンコがいる筆者にとっては、今一番お気に入りのCMである。CMディレクターのセンスに脱帽しちゃう。他にも故天野祐吉さん的にCM論評させていただけるならば、なんぼでもやっちゃう気概はある。

....なんてネタならいくらでもあるけれど、なかなかどーして、深夜にブログ書くにはただならぬエネルギー消費を余儀なくされるわけで、思うようにはいかない今日この頃なんである。(^-^)
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2014年4月6日日曜日

雨の桜の散り際に

この時季桜を見ると、日本人はどうしてこうも楽しく嬉しい高揚した気分になるのだろうか。筆者もその日本人の一人ではある。しかし逆に、桜は春の陽気の中に潜む妖気を身にまとった時、あたかも催眠術にかかったかのように人の心を惑わせることもある。心にちいさな闇を持った時、桜の妖気はそこに忍び込んでくるのである。人々が春の陽気に浮かれている姿を見ると、逆に心が沈んでしまうことだってある。
...なんて話はこの季節のこのブログには似つかわしくないか。

さて恒例お花見大会なんである。
午前中は有馬ドーム、いやスタジアムで練習。校舎をバックに校庭の桜は満開、むしろ少し散りかけているくらいか。

歩いて5分ほどの横浜都筑区に大きな公園があり、ここ近年は毎年ここで花見をやるのが恒例だ。しかし筆者の記憶が正しければまず一度も晴天に恵まれた記憶がない。雨または極寒の中での花見大会なんである。一週早ければ或いは遅ければ、という思いは毎年花見をする様々な団体の忸怩たる共通認識に違いない。運が良ければ5分咲きでも晴天、悪ければほぼ散った状態でしかも雨に祟られることに。
野球は審判と天候には勝てないと言われるけれど、花見もそうだ。それでも野外でメシを食い酒を呑むのは大人も子どももこの上なく心躍ることである。
写真は束の間に日が射した時を狙って撮ったので、そこそこの天気だと思ってはいけない。午後は曇りかなり雨、たまに晴れの天候だったんである。「おっ、少し晴れたぞ、よしメシ食っちゃえ〜」とわらわらブルーシートに座り弁当を食い酒を呑み笑う。

1時間もしないうちにまたぽとぽと雨。一斉に木陰に避難。また止んだ隙をついて今度はYanagisawa代表が大縄飛びを始めた。興に乗る子どもたち。もっとも子らは雨が降ろうが槍が降ろうが関係なく、あちこち跳ね回って飛び回って転げ回っていたんである。雨の中木陰で雨宿りする子はほとんどいなかったように思う。
その元気、少し筆者にも分けてほしいものだ(^-^)


この公園では毎年横浜市の警察関係のイベントがある。たまたま今年はその日にあたっていて「犯罪撲滅キャンペーン」みたいなイベントをやっていた。離れたステージではナントカ戦隊ショーや市民参加のダンスショーみたいなことをやっていたようだ。
ショーがお開きになり近くでその一団が警察関係者と記念撮影。低学年の子らが駈けて見にいく。たまたま居合わせたフレンズのオトナ男たちは、戦隊よりも美人双子のタレントしか目に入らぬようだったが(^-^)

帰りは濡れ鼠になり歩いて帰るかと覚悟を決めていたら、Ohmori母の車で何人か相乗りで自宅まで送ってもらった。今年から初めての母マネとして悩み戸惑いながらも八面六臂の活躍する彼女。こんなイベントは彼女の大好物である。いろいろ準備や手配など大変だったろうと思う。どのチームでも裏を支える母たちは気苦労が耐えないことは知っているつもりだ。
いつもならハジけたキャラの彼女。ところが今日はまるで自分が悪かったかのように何度も「こんな雨になってごめんね」と。更に代表やKanedaコーチや小さい子たちの帰路を心配しつつ、雨のアスファルトを疾走したのだった。
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2014年4月5日土曜日

春風満帆

昨晩は3人目のマーゴ誕生かと思いつつ、TSUTAYAで借りた「さよなら渓谷」を観賞し、就寝前に産院で徹夜で付き添っている息子へメールしたのがAM2:30だった。真木よう子の演技は予想どおり凄かった、そして...も想像どおり凄かった、いろんな意味で(^-^)さすがは日アカで主演助演女優賞のW受賞なんである。大森南朋の渋い存在感も光った。

AM5時ころ息子からの電話で目が覚める。今やっと分娩室に入ったとのこと。ここ1,2時間が勝負か。やおら起き上がりコーヒーを一杯飲み、いざバイクで駅前の産院へ出撃。と、思いきや以外に早く産まれたんであった。バイクのアクセルがいつもより全開ぎみになったのは言うまでもない。この産院は娘の第一子Minamiもお世話になったところだった。勝手知ったる勝手口から入り、2階へ急ぐ...。

「我が輩は3022gである。名前はまだない。この世に生を受けてまだ小1時間だというのに、変なヒゲオヤジが我が輩を抱いてニンマリして覗き込んでいる。これが俗に言うジージ、いやJという存在であろうか?」

と、思ったかどうかは知らない。小さなちいさな命を持った男の子なんであった(^-^)

さて嫁さんの家族と早朝のコーヒーとサンドイッチで朝食を済ませ、駅前の駐車場広場でふと足が止まった。見た覚えのあるユニフォーム姿が何人も集合してるではないか。中でもすぐに目立ったのはクロスカントリー選手、いやKurosu監督なんであった。
恒例の春のさくら祭で、子供会として鷺沼ヤングホークスの大人の面々が、出来たて餅つきを販売していたのであった。ちょいと挨拶に...。

こんな早朝に筆者がここにいるわけを話すと、監督もニンマリしちゃって「うちも孫3人だよ〜」と言った。Takahashi、Sashiki、Kurashigeさんらと談笑。以下、彼らとのほんの2,3の会話をもとに筆者が裾野を広げ、少しアレンジメントしちゃっての餅つき大会記事なんである。

Sashiki監督が言った。
「この餅つきはいくら先発完投型投手といえども、相当厳しい試合が予想されます」
この難関試合、先発はどうやらTakahashi投手らしい。行ってくるか、と言い残しマウンドへ向かったT選手。放った第一投目は見事152kmストレートのド真ん中であった。
隣りのブルペンでは、二番手中継ぎとして控えているKurashige投手が不安そうにTのピッチングを見つめていた。

鷺沼駅前ドームをしばし離れて、隣接する餅製造工場へ潜入取材。
「ああ、野麦峠」の女職工みたいなフォーメーションだが、そこはそれ、さすがのセレブでヤングのヤングな母たちが和気藹々美味しそうな餅を製造していたんであった。

筆者がドームへ戻ってみると、なんと先発のTakahashi投手はわずか数十球で肩に異変を感じ、自ら申告し降板していたのだった。
満を持しての中継ぎリリーフはKurashige投手。先日息子が4打数4安打4二塁打プラス超美技の非凡な才能を披露したがゆえに、息子には負けられないのであった。往年の村田のようなマサカリ投法での初球は、ドンピシャのストライク。画面左ではSashiki監督がいざとなったら中日谷繁のように、選手兼任監督として俺の出番があるかもといった渋い表情でマウンドを見つめる。
K投手の重い球は固いミットに収まったまま粘りつき、なかなか離れない。
一時ゲームが中断し水を掛けて仕切直し。これがホントの文字通り「水入り」なんであった。

目に青葉、風薫る....季節にはまだひと月ほど早いが、陽光を浴びた桜の花びらたちが目に眩しく、風も優しい季節になった。産院へバイクを取りに戻る途中の駅前通りでは、満開の桜のトンネルを、花の薫りを含んだ春の風がゆるやかに通り抜けていった。
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「重機の世界」

筆者は無類の「重機」好きなんである、....と言いたいところだが、実際は機械が好きでその現場を見るのが好きなただのオヤジにすぎなくて、深い知識はほとんど何も持ち合わせがない。マニアックで専門的なファンには遠く及ばないのであるが、それでも職業柄も手伝って建築現場に居合わせると、うっとりと時間の経つのも忘れて眺めてしまうんであった。それが高じて先日Amazonで以前から欲しかったこの本をゲット。
※高石賢一著「重機の世界」東京書籍


今日所用があり「センター南」という横浜港北区へバスで行ってきた。昨年あたりから駅の横にまた新しいビル建設が始まっていたのは知っていたが、今日現場に隣接したデッキから眺めてみると、大好きなクレーン重機連中が天を突くような高さで汗を流していた。手元の図鑑によれば「ラフテレーンクレーン」「クローラクレーン」「オールテレーンクレーン」の四重奏なんである。
巨大な鉄骨の梁をわずか数センチの精度で鉄骨軸組の隙間へ吊り上げ吊り落す。
時間を忘れてしばらく見入ってしまったのは言うまでもない。


用事を終えて帰路再びこの現場を通過。やはり黙って見過ごすわけにはいかない。またうっとりと20分ほど見入って魅入られた。「虜(とりこ)になる」というのは決してイイ女に夢中になることだけを言うのではない。建築現場の重機と職人たちのコンビネーションも見逃せない。人間を遥かに凌駕する圧倒的な鉄の塊と、生身の人間との絶妙かつ美しいハーモニー。こういうシチュエーションで建築現場を上から全貌を見られることは稀なので、しばし時を忘れてしまった....。

昔読んだ椎名誠の小説で、多種多様な重機同士が深夜の空き地で戦闘を繰り広げるというものがあったが、それをちょっと思いだした。
ごんごん、ぎゅるぎゅる3台のクレーン重機がiPhoneのカメラアングルに偶然こんな感じに重なったんである。

これを見て皆さんはナニを連想しちゃっただろうか?
筆者は少年野球ブロガーである。私は瞬時にアレを連想したのだった。アレとはコレなんである。

筆者、基本子どもっぽい男子中学生的なところがあるので、むんむん、むらむら例によってイタズラ心が胸に湧き起こるわけで。
こんな写真を作ってみた(^-^)/

+++++++++++++++++++++++++++
話は超個人的に急展開するんである。
深夜このブログ執筆中に、息子から連絡があった。
4月1日が予定日だったお嫁さんがいよいよ産気づいて、産婦人科に入院となったらしい。
まだまだ時間がかかりそうだとのことで、状況次第では筆者、いつでも産院へ出撃準備万端なんである。今晩の出産はほぼなさそうとのことで、明日土曜はおめでたい日になりそうな気配。内孫なんである。3人目のマーゴなんである。
しかし筆者は....。オヤジやオッサンの冠言葉は甘んじて受容するけれど、決して「おじいちゃん」ではないと自認する。Minamiにも「じいじ」と呼ばせずに「J」と呼ばせる洗脳教育は成功している。そこんとこよろしくなんである(^-^)/
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