2014年12月27日土曜日

笑いと涙と感動のVol.1

とうとう2014年も残すところあとわずか5日ほどになってしまったわけで。そんな折りみなさまいかがお過ごしか?なんである。年が明ける前にやっとこのブログ執筆開始なんであった。かなりの写真枚数であるがゆえに、文章は簡潔に行こう....と、毎回思っても思うに任せない「晴耕雨読」でもある。
※以下、凄く長文になっちゃう「晴耕雨読」である。

2014年フレンズ「6年生を送る会」である。
前日まで年間成績発表のA1サイズの表を作る。ベストプレイヤー賞、ベストプレイヤースコアラー賞から始まり、首位打者、打点王、本塁打王の三冠から最多勝利投手、今年から最優秀防御率投手も加えた。更には各種部門賞の数々。
それと6年生に送る写真立て。年間の膨大な写真の中からベストをチョイスして編集、野球だけじゃなく合宿やBBQの写真なども挿入する。今年は係の母たちの提案で6年3人に加えて年末には名古屋へ引っ越してしまうYuutaの写真立ても作った。Yuutaのお別れ会も兼ねていたのだったが、このことは母たちの極秘企画で本人たちには知らせていない、サプライズなんであった。

会場へは先遣部隊とともに早めに会場入り。準備を整えているとあっという間に時間がきた。毎年趣向を凝らした贈り物ではあるが、今年は手作りの名前入りぬいぐるみと、クッキーが登場、母たちさすがである。おそらく真心込めて夜なべして作ったに違いないことは容易に想像できる。

Yanagisawa代表、Kaneda顧問の挨拶で乾杯。会場はここ5,6年ほど使っている地元のオンワード研究所内大ホール。筆者の息子やコーチItohくんの頃は、近所の団地の畳敷きの集会場で、一旦座ったら立ち上がるのも困難なほどの狭い会場でやった。「袖振り合うも多生の縁」あれはあれの良さがあり楽しかったことを想いだすのだが、今やこんなスンゲエ会場でやっちゃうのである。政治家の資金集めパーティーでも使えそうだ。同じフロアのレストランで作った和洋折衷バイキング料理なので、ちゃんとメシも旨いし。

乾杯のあとすぐに6年生保護者たちがビールを持ってテーブルを回る。
筆者は送る会などでは、ほとんど立ちっぱなしで成績発表の司会をやったりカメラを持って徘徊するので、Queensでもそうだが酒を飲みメシが食えるのはこの時間くらいしかない。欠食児童のごとくガツガツ食べて飲むことに専念(実際、終わってみればちっちゃいグラスにビール3杯くらいしか飲めなかった)

さていよいよ年間成績発表なんである。筆者がMCをやるんであるが毎年段取りが難しいのだ。順位や名前の発表、賞品の授与、ひと言のコメントなどなど。今年はちょっと段取りにミスがあってしまった。しかしかの国のノーベル賞発表ではない、少年野球である。笑って許してちょんまげなんである。
今年はほとんどが6年Hiroと5年Ruiが総ナメ状態ではあった。親心で思うには賞がもらえない子は可哀想とは思うのだが、近年シビアに考えればコレも良い意味で選手間に競争意識が芽生えれば良いと思うようになった。頑張った選手をみんなで祝ってあげようじゃないのよ。それに正直言えば、我々全国のスコアラーたちの血と汗の年間の集大成である「ハレ」の舞台でもあるわけで。

特筆しちゃう。ベストプレイヤー・スコアラー賞はRuiである。
受賞理由は圧倒的な「被三振率」....当日朝Wikipediaで調べたのだ。
打数を三振数で割るのである。これはいかに三振しないかのバロメーター、強いて言えばいかに投手の投球を前に打ち返すことが出来るかの数字である。Ruiは年間136打数に対して三振が.......たったの4個。これって凄くねっ!?数字は「34」。数値が高いほど優秀ということになる。少年野球とプロの記録は一概に比較対象すべきではないことは十分承知しているが、因に日本プロ野球史上最高は「神様」川上哲治氏の確か一人ずば抜けた64くらいだ。Ruiの34という数字はこのプロ野球記録の歴代11位に相当する。今年のパリーグ一位の内川でさえ9から10くらいだったと思う。こういう打者のことをコンタクトヒッターと言う。確実にフェアグランドに打ち返せる打者。来年他チーム監督にマークされちゃうから本来こういう企業秘密を書いてはいけないんである。でも少年野球、それでいいのだ。

各コーチたちからひと言。遅れていらした川崎市議織田さんからもコメントをいただく。この時の写真は織田さんのホームページにも掲載されている。

ヤバイんである。
簡潔に書くと宣言しておきながらここまでまだ半分にも至っていない。まだ序盤戦なんであった。皆今日で仕事納めが多い中、筆者は今日から新しい仕事が入り、明日も仕事しなきゃなんである。

待ってました!卒業生親たちの挨拶の番だ。脱兎のごとく走り会場の照明をステージのスポットだけにしてドラマチックな演出に切り替える。カメラマンにとっては難しい光量の中での撮影であるから、保険をかけていつもより多くシャッターを切る。

みんないい顔していた。
大方の予想どうり今年の母マネージャーNatsuki母は、自分の番が来る前から笑いつつも同時に号泣、ティッシュの箱を3個くらいは消費していた。
フレンズLINEグループ風に書けば奴らは楽しく素敵な親たちであった。
アユム、ナツキ、リエさん、トヨケン、トモちゃん。お疲れさま....。

会場がシーンとする中、6年親たちの挨拶が終わるか終わらぬかのタイミングで、いきなり大音量で「妖怪ウォッチ」の歌が会場に響き渡る。音楽係のKeiが操作をしくじったのかと思ったほどだ。わらわらと子どもたちやオトナがステージへ突進してくる。「妖怪ウォッチ」に合わせて踊りまくる。観衆は丸くなった目から目尻にシワを作りやがて大きな手拍子に変わった。
サプライズなんであった。あとでNatsuki母から聞いた話では、6年親が最後に涙でしんみり終わるよりはパッと明るく騒いで楽しく終わる風にしたいと。極秘裏に数人の親と子らで連日練習をしちゃっていたらしい。ところが、この音楽がなったとたんに反射的に事情を知らない何人もの子らも飛び入り参加して、大いに盛り上がったんである。

これはその時の動画である。あとでLINEグループにアップされたもの。
どーしたものか縦横がうまく変換出来ずにそのまま縦位置で掲載。首を90度右へ傾斜したのち音量を高めにすればたぶん観れるはずだ。但し首が痛くなっても筆者は責任持てない。

サプライズはこれだけではない。
筆者は数年前からずっと思っていたんである。送る会での定番「DVD上映会」をやりてえなあ、と。おそらくどこのチームでもこれが一番の盛り上がりを見せるコーナーなんである。筆者はその制作意欲はあってもいかんせん時間とノウハウがない。しかし、今年Wakamiya夫妻が名乗りを上げてくれた。筆者が撮り溜めた過去の膨大な写真から1/5くらいを選択、これだけでも数日間かかった。それをSDカードに収めてWakamiya家へ。参考までに、QueensのMochidaコーチ制作の傑作ブルーレイディスクも添えて。あとでメールに書いた筆者からの要望はこれ。
「....笑いと涙と感動のDVDをお願いします」

出来上がったものは最高だった。
もし筆者が作るならば絶対EXILEの「道」を入れると夢想していたのだが、偶然にも一発目からこの「道」が流れてきたんであった。
子どももオトナもみんな、時に爆笑し、時にしんみり涙を流し....。
大いに笑い、静かに昔を想いだし、あの時の興奮が蘇り....。

上映後は割れんばかりの拍手。
某コンピュータメーカーの部長Wakamiyaオヤジ。最近は家にも帰ってないくらい忙しいらしい。彼に作ってもらった。「自分は忙しくてグランドになかなか行けないから、せめてこういうことだけでも協力します」という意思の元に、筆者の積年の思いが実現した。このDVD上映もごく一部の人間しか知らない今年のサプライズなんであった。

6年親たちはみな号泣。その他の親ももらい泣き。真っ暗闇の中でも筆者は報道カメラマンの血がうずき時折フラッシュを焚いて撮影。確かに目に光るものがいくつも反射していた。
「アユムちゃん、今日はバスタオル用意して来た?」
その日の朝彼のクルマに乗り込んだときの会話。
「だひゃだひゃ〜(^-^)。Tさん、絶対俺今日泣かないっすから〜」と言っていた本人が、絶対的に一番号泣していたんであった。ティシュ100箱くらい消費していたはずだ。

間もなくチームを離れるNishikawa家、Yuutaの挨拶である。
Yuutaはしっかりした子だがマイクを持ったとたんに、声にならず絶句。ひと言も言えないまま母が助け舟。その母も涙に濡れた我が目をタオルで覆う。変わってNishikawaオヤジがマイクを持つ。ひと言話したとたんに以外にもオヤジも絶句し嗚咽を漏らす。会場も水を打ったように静粛。入部以来いろいろあったけれどこれでチャラ。オトナの付き合いとはこういうものだ。彼は誰よりも率先して朝の設営や審判を自ら買ってでた。その功績は皆が認めている。しかも歴代高校野球の記憶と蘊蓄(うんちく)はプロ並みである。母も配車係として今年頑張ってくれた。
そんな姿をみているAyumu、Toyokenオヤジなんかもう、ウルウルきちゃって。
あとでテッシュ1000箱分の経費を請求してやるかんな。(^-^)



まだまだ続く2014年送る会の「晴耕雨読」。このあとシフトチェンジ、新チームに切り替えた会場の様子や二次会での一気飲み馬鹿騒ぎネタもある。
ここでPART2に引き継ぎして今日は終わりにすべきか否か。
明日も仕事だし。夜はQueensのオヤジ忘年会にも行きたいし。
.........。
迷った末に、次回にしちゃうんであった。
頭の中のエネループ電池も残量13%なんである。
許されたし(^-^)

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2014年12月24日水曜日

姫たちのMerryChristmas

先日の日曜にやっとフレンズ6年を送る会が盛会のうちに終わったんであった。サプライズ演出がいくつも散りばめられた素晴らしい会なんであった。
スコアの集計、冊子印刷を始め会の裏方としても暗躍している筆者は、達成感と共に「タモロス」ならぬ「フレンズロス」に腑抜けのようになり、その後虚無感に苛まれながらここ数日を浮遊していた......というのは嘘である。しかし、前半の文脈は真実なんであった。

というわけで、ブログは膨大な写真編集に追われててんてこ舞い、今日まで更新出来なかったんである。文章書くのはエネルギーを要するので編集が終わると、ついTSUTAYAの映画を観ちゃったりして現実逃避していたのだった。文章執筆は能動的なチカラを発揮しなければいけないが、映画鑑賞は受動的な心持ちのまま静の状態でいられるのである。
それはまるで、木こりが渾身のチカラで大木を切り倒す行為と、木漏れ日を浴びながらゆっくりと寝そべり森林浴を楽しむ行為との対比に似てるわけで。

写真編集が終わったならば、ではいよいよ本文執筆かと思いきやそうは問屋が卸さないのが世の常なんである。
なぜなら今日は、クリスマス・イブだから。クリスマスの話が優先なのだ。

先々週の土曜日、Queensの「クリスマス会」があった。
これはMurataコーチが今年のQはあまり子どもたちを祝ってあげられず、せめて何か楽しい会を、という親心から端を発してこのクリスマス会となったんである。いかにも女子らしくて素敵な発案ではないか。企画、内容は全て母任せ身内的な感覚で開催、監督ですら内容は知らないのだった。身内的な集まりに筆者もお呼ばれしたわけで嬉しかった。
OBの中学姫も二人参加。Daiくん、Ryohくん両コーチも駆けつけた。肝心の「Queensの顔」代表Kasaharaさんは、他チームの納会に出席のため断腸の思いで欠席。筆者も同じくお呼ばれしていたのであったが、事情がありお断りし、その後同日の仕事のクライアントの忘年会にも誘われたのであったが、結局Queensを優先したんであった。
では乾杯!

いやはや母たちの企画アイディアは楽しかった。
MCはImanishi母。マイクを持ち艶(つや)やかな美声で流麗に司会進行するその姿は、フジTV女子アナかと思ったほどである。
まずはオトナを指名しその人にしか分らない回答を紙に書いてもらい、それを姫たちに当てさせるゲームなんである。例えば...「○○コーチの初恋はいつだったでしょうか?」なんてゆーふうに(^-^)....これに姫たちはグループに分かれて真剣に討議開始、回答を紙に書いて一斉に挙げる。「小学校6年」「中学校1年」とかとか...。これにオトナがあらかじめ書いておいた回答を見せるわけで、子どももオトナも一緒に楽しめて場内大いに盛り上がっちゃうのだった。

他には「○○さんはおでんの具で嫌いなものはナニ?」とか、「○○さんの家族の中で一番怖いのは誰?」とか「○○さんは将来オトナになったらナニになりたかったでしょうか?」とかとか...。これの回答は「俺は将来高倉健になりたかった!」なんである。解答者は言わずもがなSohma会長であった。ほどなくして筆者にも指名が回ってきたんであった。Imanishi女子アナ、「最近Tさんはいろんな帽子をかぶっているのを見かけますが、果たしてTさんは何個帽子を持っているでしょうか?」....筆者瞬時に家にある帽子を頭で数える。5個であった。姫たちの回答は4個と6個と....。結局正解がないので両チームに0.5ポイント付与。これにはこのブログ最後に後日談がある。

ついに母にも指名が回る。「○○母はダンナさんのどこの惚れて結婚したんでしょうか?」てゆー具合に(^-^)男どものテーブルからは「金目当てだろー」「○○の顔に惚れたんだろう」「ダンナの職業にほれたんだろう」などと勝手にわいわいとチャチャが入る。彼女の答えは「ダンナの全てに惚れました」という、妻としてこれ以上ない見事な模範(?)解答。これに姫たちの中には見事正解もあった。野郎どもや母たちからは「おお〜!」と、どよめきと拍手。

正解数の多いグループは賞品ゲット。Murataコーチからのリスのかぶり物が好評、早速かぶって大はしゃぎの姫たち

ゲームは続く〜よ、ど〜こまでも。
足腰の柔軟性を競ったり、風船ふくらまし大会をやったり、目をつぶり片足立ちをやったり...。

オトナの人選はクジにより指名。よもやまた筆者に回ってくるとは思わなんだ。箸を使って小さなビーズを皿に移し替えるゲーム。普通に子どもに勝てる勝算は十分あったのだが、筆者大人げもなく必殺の裏技を駆使して勝利した。こういう時は箸を極端に短めに持ったほうが細かい作業には良いのである。日本料理の職人が魚を切ったあと俎板にトンッと菜箸を打ち付け短く持って盛りつけるアレである。当然勝っちゃったわけで、あとから子ども相手にオトナの対応をしなかった自分を責め続けて、その晩は夜も眠れなかった....なんてゆーことは全くなかった(^-^)

更にKoshimizu監督とのジャンケン大会で熾烈な賞品獲得競争。
オトナたちは五臓六腑に酒が染み渡りみんな笑顔に。


Qの連絡網には「母たちもプレゼント交換会をやるので、家の中の不要品や何か気の利いたものを持って来て」だった。
筆者は母ではないがナニか軽く差し入れ的に持参して行こうと思い、前の晩悩んだ末に選んだのは「くまのプーさん」の時計なんであった。これは筆者の娘が高校生の時に使っていた壁掛けカラクリ時計で、誕生日とかに買ったものか娘が自分の小遣いで買ったものかまるで覚えていないかなり古い代物だった。悩んだのは何故か?古いこともさることながら、セレブな家庭が多いと想像するQueens家庭。こんな中古の安物を持って行ったんでは失礼かと悩んだんであった。数年ぶりに電池を入れ替えてみたら....しっかりと秒針が動き始めたんであった。女子繋がりだし、まいっか。

これをクジでゲットしたのはこともあろうにTさんであった。
Tさんのダンナさんは知る人ぞ知る憎めないオモシロキャラのTさんである。銀行員の年収は一般庶民に比べて天文学的に高いのは世間では周知のことだ。Tさんは一流○○銀行にお勤めなんであった。しかし奥さんは笑顔で筆者に大事に使わせてもらいますと、ご挨拶。ああ良かった。でも3日後に壊れてしまっても筆者は責任持てないのであった。
皆中身を開けてキャピキャピ嬉しそうに歓談する母たち。


やむなく不参加のKasahara代表からは貴重なジャイアンツのカレンダーが賞品に。
姫たちが黒ヒゲ危機一髪で当てるわけで。黒ヒゲをビヨヨンと飛ばした子がゲットするルール。勝負を決するために子どもらを飽きさせないいろんな方法を考案する企画の母たちに改めて脱帽である。

最後は母たち総出で、監督とのジャンケンで戦いに挑む。
普段可愛いQ姫に囲まれて厳しい練習をしている監督であったが、今日はその母、美人妻たちに囲まれてご満悦であった。しかし勝負は勝負。

最後は2014年度母会会長兼スコアラーとして、大車輪の活躍をしたKitamatsu母が指名されて締めの音頭をとることになった。大いに楽しみ笑い、または悩み苦しみ、時に忸怩たる思いを抱えながら大役を全うしたんであった。(ここだけの話だが、先の「ダンナの全てに惚れて結婚した」のはSunaママことKitamatsuさんなんであった。誰にも言うなよ)

こうしてクリスマス・イブに書くクリスマスに因んだクリスマス会のブログは終わりである。子どもも独立結婚した筆者くらいの年齢になると誕生日、記念日、クリスマス、盆暮れなど年間の大きなイベントの日でも若い頃と比べると感慨は湧かないようになった。フツーなんである。しかし、このクリスマス会は穏やかに優しく楽しい時を過ごしたのである。改めて企画準備してくれた母会に感謝なんであった。
このあと飲み足りないオトコどもは夜のQueens部室で二次会をやったのは言うまでもない。

さて、最後に余談。
先に書いたゲーム「帽子を何個持っているか」のオチがあった。
1.宮前連盟広報部長の帽子。
2.有馬フレンズの帽子。
3.宮前Queensの帽子。
4.フランクリン・マーシャルの帽子。
5.長ツバ帽子専門ブランドのグリーンイン・ア・ボトルの帽子。
頭に浮かんだのはこれだけであった。もう一個黒にイエローロゴのお気に入りのものがあったが、あれは昨年人にあげてしまったので合計5個である。

このブログを書く段になって思いだしちゃったのである。
40歳の頃ヤフオクで落して以来、長年愛用してボロボロになり、今はタンスの肥やしになっていた「Apple」の帽子があったことを。
5個ではなく正解は6個であった。
そんなことを想い出しながらの、今日のMerry Christmasなんであった。

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2014年12月22日月曜日

にんげんっていいな

今帰宅。AM1:10。
今日は6年生を送る会なんであった。
涙あり笑いあり、感動と感激と感謝の一年であった。

その辺の事情はまたゆっくり書きたいと思うわけであるからして、今日は勘弁。
それでなくともオトナ一気飲みでめっちゃ濃い焼酎をのんでしまい、でろんでろんのべろんべろんなんである。
にもかかわらずこうして帰宅後キーボードを叩いてるのは、寝る前にひょいと見た色紙のせいで私をブログ短編執筆に駆り立てたのであった。

例年のフレンズでも、Queensお別れ会でもたくさん感動をもらったけれど、またこうしてフレンズの色紙を眺めていると思わず感慨が胸に迫ってくる....。毎年もらい続けてもう20枚近く子らから色紙をもらった。私の宝である。毎年つくづく「人っていいなあ。まだまだ日本は捨てたもんじゃねえぞ」と思ってしまうんであった。
仕事部屋の筆者のうしろの壁にはいまだにQの色紙も飾っている。

今年また一枚の宝物が増えた。


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2014年12月21日日曜日

多義的な2014年最終戦

月曜にブログを更新したきり今日土曜まで怠けて、いや、どうにも不可抗力で更新出来ずにいたんであった。「6年を送る会」の準備や打合に追われてしまったり、仕事がらみでクライアントと渋谷の古くて狭い焼き鳥屋で飲んで遅くなったり、TSUTAYAで借りたスカーレット・ヨハンソンの映画を観てしまったり....。今日だって日中送る会の成績発表のレジュメと、そのA1サイズの紙出力制作に追われて、夜はToyodaオヤジ推奨のインド映画「きっと、うまくいく」を観たかったんである。
しかし、明日は「送る会」当日。ここでこれを更新しなきゃなんであった。

南部リーグ最終戦。宮前主催の公式戦とは違うけれど、フレンズ的には準公式戦の位置づけであり、卒業生の慰労も兼ねた大会なんである。筆者がフレンズに入る前から野川レッドパワーズが提唱してはじまったんであるからして、かなりの歴史があるのだ。
相手は昔からウチとチームカラーの似ている野川台フォルコンズであった。
最終戦は2試合のカード。第一試合はAチームから。会場は西野川ドーム球場である。

泣いても笑っても6年にとってはこれが長年着慣れたユニフォームを着ての最後の試合。
フォルコンズは今迄のマリナーズ風ロゴを一新して、尚もユニフォームも白一色に変えていた。聞けばこの12月からだと言う。かなり勇気のいる判断ではなかったろうか。しかも帽子のイニシャルマークはぺらりとしたワッペン風ではなく、本格的な刺繍の厚みのあるものだった。かっけーなあ。そーゆーところは筆者目がないのである。

この試合はOhmoriオヤジには最後の息子の試合をゆっくり観てもらうため、筆者がスコアラーをやりベンチ入り。攻守交代の隙にレンズをこっそり向ければ、同じ6年父Toyodaオヤジと並んで、まるで中学思春期の乙女が憧れの男子の活躍を祈るように、両手を合わせて哀しい表情を醸していたんである。
主将サードYuusuke、ファーストHiro、ピッチャーTakutoの6年3人。

対するフォルコンズ。主将Daikiくんの母は最後の試合との想いからか、筆者のレンズの向こうで息子を見つめる眼差しが実に良かった。父のTanakaさんもいつもと違う目線でベンチ入りしていたように思う。
クリーンナップトリオは6年のRyohくん、Daikiくん、Gakuくん、ベンチには遅くに入部したもう一人の6年生の面々。フレンズ6年3人、フォルコンズ4人。このあたりも似たようなチームである所以である。

フレンズの優勢のまま試合は進む。今年3本のホームランを記録しているHiro(+連合でも3本、合計6本)を始め、YuusukeもTakutoも頑張った。本人たちよりもオトナのほうが感無量であったに違いないけれど。Hiroのバットが火を噴きセンターオーバーのツーベース。スコアラーやりながらこういう瞬間をカメラに収める筆者も幸せ者である....。

負けじと死力を尽くすフォルコンズ。試合は伯仲し最終回表を終了しスコアは6:3でフォルコンズのリード。その裏コツコツ加点し反撃したがこのまま終わってしまうかと思いきや、最後の大事な場面で今日ワケあってスタメン落ちしたRuiが満を持しピンチヒッターで打席に入る。ここは新監督Satohの作戦が功を奏した。見事なタイミングでの代打起用であった。
ライト前タイムリー、一挙に逆転、6:7でサヨナラ勝ちのフレンズなんであった。

最後の試合をほぼ勝利を手中にしていたフォルコンズは涙のサヨナラ負け。
試合後は号泣する6年生たち。肩を抱き頭をなでて労う新監督Watanabeさん。
こういう時は一人の人としてカメラを向けていいものか、或いは真実を伝えるために毅然と撮影して良いか迷うのである。結局衝動的にシャッターを切っていた。報道写真のアカデミー賞「ピューリッツアー賞」にはほど遠いけれど、良い絵を撮れた気がした。

さて一気呵成、このあとの同日南部リーグBチーム最終戦決勝ブログなんである。すでに先の新人戦以来5年以下の新チーム体制に入っている各チームなんである。
Aチームでの勝利とは別の緊張感を持って試合開始。

主将でエースはRui、捕手はYuiのルイユイコンビ。舌を噛みそうだ。

フォルコンズベンチではスコアラーが別の母に交代。Tanaka母はお役御免、お疲れさまでした。

グランドは晩秋の日差しも低くなり、むしろ初冬の空気をそこかしこに感じ始めた。
試合詳報は書けない。スコアブックを学校倉庫に忘れたからだった。試合は優位にフレンズがリード。


4年Yuutaは父の転勤で来年からは名古屋へ。今年一年間遠征時のクルマ配車係で活躍したNishikawa母。その見つめる視線の先には代打、Yuuta。結果的にフレンズ最後の打席になった。将来はフレンズの主軸を担う逸材だった。かの地へ行っても頑張ってほしい。

結果南部リーグBでの優勝が決まったフレンズ。長年低迷していた我がフレンズにとって、今年はAB共にめざましい成績を収めてくれた。その有終の美を飾ったような形の新人戦準優勝に続きこの大会のBの優勝。

試合後TanakaさんとNatsuki母が感極まり笑いと涙の最後の談笑。こんな時はむしろ子どもたちの方が冷静なのかもしれない。
結果的に翌週の北部大会決勝が延期となったため、実質この試合が最後となった2014年。
もうすぐ....「So This is クリスマス、andハッピーニューイヤー♪」byジョン・レノン。
その前に明日はいよいよフレンズ年間2大イベントのひとつ、「夏合宿」と双璧の「6年を送る会」なんであった。
先日行われたQueensでの「クリスマス会」のブログはまだもう少し先なんである。
明日酒を呑むための体力を温存するために早めの就寝を心がけたものの、
結局ブログアップの今、AM1:30なんである。

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2014年12月15日月曜日

破顔一笑

時系列上、まだまだ南部リーグVSフォルコンズ戦2試合のブログにはたどり着けない当ブログなんであった。その前に新人戦準優勝の子どもたちも含めた祝賀会の話なんである。昨日渾身のチカラを込めてブログ更新したにもかかわらず、今日もまた腱鞘炎を案じながらキーボードを叩くわけである。自分の全身が削り過ぎた鉛筆になったかのような錯覚を覚えつつ。

会場は地元のファミレス夢庵。
「カンパーーーーイ」Satoh監督の後輩でもあり教え子でもあるチームOBのMasashiも来てくれた。

順々と粛々とわいわいがやがやと各人の挨拶。親からもひと言、子どもも新人戦の感想や来年の抱負を語り、コーチ陣もスピーチした。当然そのほとんどを写真に納めた(収めた?)のであったが、削り過ぎて短くなった鉛筆はすでに鉛筆ホルダーを装着せねばならぬ寸前なわけで、ここはひとつバッサリ多くの写真を割愛せざるを得ないのである。
んなわけで、新人戦のベンチスタッフだけの紹介に留めたい。
監督Satoh、29Tomioka、28Ohshiro、スコアラー部長Ohmori、選手教育コーチItohの面々。最強の布陣である。Ohmoriオヤジは息子Hiroが卒業ゆえ、来季からは晴れてOBコーチとしての活躍が期待される。筆者は来年は彼を、スコアラー部長からスコアラー統括本部長に昇進させようと思っているのだった(^-^)
我が子が卒業したら同時に親も定年退職なんて、そうは問屋が卸さないのだ。すでにOhmori部長の快諾の言質(げんち)を取付けてあるのだ。チームのムードメーカーとしても今後もチームに欠かせない存在のオヤジなんである。

※全世界でたったの6,500万人(推定検証=Nishimura連盟総務部長)しか見ていない「晴耕雨読」だから、ここだけの内緒話だ。新人戦決勝の敗戦後、子らの悔し涙を流す姿を見て、何度も人目をはばからずおいおいと眼鏡の奥で大粒の涙を流していたOhmoriAyumuオヤジ。いつしか涙は渓流から激流に変わり、自分の涙で窒息、溺死しちゃうんではないかと心配するほどだった。そんなクソ真面目なくせに子どものように純粋でいつも破顔一笑の笑顔が絶えないAyumuが俺は好きだ。

フレンズの顔Yanagisawa代表、重鎮Kaneda顧問、2014母マネとして大活躍のNatsuki母のショット。

新人戦でもらった賞品に豪華野球盤ゲームがあった。小さい弟妹含めた選手子どもたちと、代表がジャンケンで雌雄を決する熾烈な争奪戦が始まった。ヌカヨロコビとも知らず一喜一憂する選手の子ら。

結果はまさかのRuiの妹Kokoがゲット。全く野球に興味がない砂場遊び組の彼女が獲得したことで、選手たちが血みどろの戦いを繰り広げて、遺恨と悔恨と羨望と嫉妬を残すよりもむしろ平和的な解決となったんであった(^-^)
これで野球に目覚めてQueensに入ってくれたら大もうけなんであるが、聞くところによると親は女子バスケをやらしたいらしい。未確認情報ではあるが。

最後は恒例集合写真。
シャッターは店の人に頼んだので筆者も納まることが出来た。
「じゃあ、こーこーこーで、コレを押して下さい」
と、伝えてから、はて、立錐の余地もないフレンズ軍団のどこに入ろうか迷った。
「Teshimaさんここ来て、ここ、ここ!」とのお誘い。
ど真ん中へヘッドスライディングして美女たちの中へズルリと入り込んでめでたくシャッターが切られたんであった。

来季もチームのこんな笑顔の写真が何回も撮れたら、この上ない幸せである。
出来ればこれに布製のズシリとした旗なんかが加わっていれば尚最高である。

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