2017年5月20日土曜日

赤勝て白勝て

先日の「晴耕雨読館」ではロードショウ二本立てではあったけれど、今日土曜のそれは3本立ての興行なんである。写真の数が多いのでこれから銀幕を観る観客のみなさまには、今のうちにトイレに行き、左手にはポップコーンを用意されることをお奨めしたい。といっても背脂少なめ麺硬め、じゃなかった、文章少なめ画像多め、なのでほぼチャップリンの無声映画に近いものになる予感...と言って気がついたら結局文章もガッツリ書いてしまうのが「晴耕雨読」なんであるけれど。
ではでは、ブザーが鳴り客電が落ちるわけで...。

このところ仕事が緩くなって、昨日の晩は熱海の超高級和食店の物件の打ち上げで、我々フリーランサーの設計チームとクライアントのオトナ野郎5人で、新宿で3軒ハシゴしてしこたま飲んだのだった。3軒といっても焼鳥の煙の匂いのするところばかりで、香水の匂いのするところには行っていない。でもって今日土曜は久々に終日フリーとなり、まずは西有馬小大運動会、次に第一公園でのQueensと松風スラッガーズの合同練習、そして午後は有馬小大運動会へと井上陽水またはミスチルのように、「東へ西へ」「ニシヘヒガシヘ」と東奔西走なんである。
まずは、時系列を無視してQueensから。
明日は県大会の横浜スターガールズ戦が境川で開催されるに伴って、Queens枠で持っている第一公園球場で松風スラッガーズと合同練習を組んだとのこと。しかしこの日は宮前区内のあちこちの小学校で運動会なんであった。Q姫で参加できたのは5人のみ。

Koshimizu監督指導のもとあえて高めのボール球をミートする練習。
Akaneはなぜかインパクトの瞬間後、良い笑顔でカメラ目線になっている。


先日のブログ写真での「ノックバット間違い探し」では松風Abe監督はまだ読んでおらずキョトンとしていたが、QのKoshimizu監督と松風のコーチは正解を知っていた。相手がオトコだったので「正解者にはハグする」約束を忘れていたのはもっけの幸いであった。


外野から内野への連携プレーの練習。

久々にYoshidaコーチが見えていた。Daiちゃんともども松風男子にも丁寧に指導する。



明日は筆者はフレンズのスコアラーで境川には帯同できないけれど、是非頑張ってまずは一勝を勝ち取って欲しいと切に願っているのだった。
..................
さて3本立ての2本目。ここは西有馬小、大運動会。フレンズから在籍しているのはAnjuとY.Kaito。それに今年学区内に大豪邸を新築し有馬から西有馬へ引っ越して来るN家の、Kenzohと1年生になったばかりのSaki。KaitoとKenzohは折悪しく撮れなかったが、フレンズの姫ふたりはタイミングよくカメラに納めることが出来た。視力の悪い筆者、普通に遠目に見ると誰が誰だか判別出来ないけれど、4年生の女子の中でも突出して高身長のAnjuはすぐにファインダーでロックオン出来た。

Sakiと目が合うが、どうにも怪訝な表情。サングラスを取り改めてピースサインをするとやっとフレンズのオジサンだと気づいたのだろう、向こうもピースサインで返してくれた。

もうここ数年の西有馬名物と言ってもいいのかもしれない、運動会のプチテント群。筆者のころはブルーシートで陽光を浴びながら弁当を食べていたが、ここでは今は昔。ちょっと奇妙な光景ではある。近未来映画に出てきそうな、クローン人間を産み出す人工的な繭みたいだった。

3本目はいよいよ有馬小大運動会なんであった。午後からの取材だったので騎馬戦とリレーしか観ていないけれど。



フレンズの子らを追っかける。

騎馬戦最後の取り組みはフレンズ主将ShohmaとKunjiの一騎打ち。Kunji軍の馬にはTakashiとYuunosukeとジャイアン的な男子の最強トリオであった。



最後は運動会の華、リレー競技である。ここでもフレンズ軍団は活躍したのであった。


優勝は201対210で今年は白組の勝ち。きょうび紅白に別れての運動会が鳴りを潜めて、数チームで競うことの多くなった日本の運動会にあって、ここではまだ「赤勝て白勝てどっちも負けるな」的な良い意味で良き伝統を守ってくれているんである。
点数表示板のまずは1の位から開けて、次は100の位、そして会場中が固唾をのむ中、10の位が発表される。なかなか粋な演出なんであった。


NakamuraPTA会長からの挨拶。サングラスをはずすのを忘れたかおぬし。怪しい「インチキおじさん登場〜」なんであった。
ん?...待てよ。Nakamura家には大型4Kテレビでも購入可能なのに、今時珍しくテレビが置いてないので「ちびまる子ちゃん」のテーマソングのパクリであることすら理解出来ないかもしれないんであった。

にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村

少年野球 ブログランキングへ

遠くない未来予想図

先週日曜は有馬中学体育祭と西有馬小ドームでのVS富士見台ウルフBとの、掛け持ち戦場カメラマンなんであった。ふたつの戦いの戦場をバズーカ砲とナパーム弾の雨をかいくぐりながら、愛車ハマーで往復していたんである。...もちろん知っている人は知っている、小学校から中学校の校門へは歩いて10秒で行けることを。

北部大会B(5年生以下チーム)なんである。一気呵成に写真中心で行かせていただきたい。
先発はWはMiyanagaくんとFのShohの投げあい。

Fのバッテリーは考えてみればAチームの公式戦でも試合経験しているコンビなんであった。Bでは突出している二人ではある。しかし野球やサッカーなどの団体競技は個人競技と違い、「チームのチカラ」がモノを言うわけで。団体競技はそこが良いところでもありまた、それを相容れないタイプの人は個人競技で頑張ることにもなるわけで。ちなみに野球は団体戦ではあるけれど打席に立つ時は個人対個人の能力にスポットライトが当てられるが、サッカーやバレー、バスケなどはおしなべて全体的に団体競技である。アシストがいなければゴールはない。セッターがいなければアタックは出来ない。
Wolfベンチと応援団、同じくFriends。Bの試合と言えど来年のAチームの未来予想図である。オレンジや低学年大会ならば勝敗よりも全く別の和やかな温かい視点からのみ眺めることが出来るけれど、5年以下Bチームとなればそう遠くない将来の青写真なんである。来年のFは急峻な冬山を単独で登頂を目指すような気分である。


なんと初回先制点を挙げたのはFであった。Shohの先頭打者がいきなりのレフトオーバーの二塁打からの得点であった。



ところがBとはいえやはりWはWなんであった。3回から長短打を連発し毎回得点の花火が上がった。

とはいえFのなるべく全員をアップ。

小刻みに投手リレーをするWとFナインの奮闘。


試合は7:1のFの「スミイチ」でWの圧勝であった。

Wの8安打に対しFは2。WもFも失策と四死球が多いのはBに付いて回る常識で致し方ないが、それをいかに少なくするかが今後の課題と思える。
6年生が一生懸命Bの子たちのためにボールボーイなどを務めていたのがちょっと印象に残った。
......
この試合なんとか一週間ルールにのっとり冷蔵庫から取り出して解凍、調理アップ出来た。昨年もそうだったけれど、今年もこんな綱渡りが続きそうだ。毎回の試合が取材出来るわけではないし、出来たとしてもブログアップ出来るとは限らない。もしその時はご勘弁下されまし、なんである。
にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村

少年野球 ブログランキングへ